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□あたし
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やっぱり
わがままだよね


やっぱり
束縛鬼ですよね


ごめんなさい







過去の出来事から 学んだこと





『我慢することも愛情』





知ってます

解かっていました



だから

嫌われるくらいなら

嫌な気持ちにさせてしまうぐらいなら

気持ちが重いと苦しませるくらいなら

いくらだって自分を抑えることもできる



それで君が 喜ぶなら

それで君が 満足なら

それで君が 私を必要と欲してくれるのなら

なんでも飲み込もうと決めた



いっそ 

絶対に嫌われることがないのなら

言いなりでも 

都合が良いってだけでも

なんでも良いと思った




君は 自由な時間を喜んでた

君は 満足してたように見えた

君は 私を必要としてくれてたようだった

最低限の決まり事作って

互いの交友関係

一切邪魔しない環境作って

君の
やってほしいこと
言ってほしいこと

把握して 

馬鹿な頭 フルに回転させて

やれるだけやってみた



君は確かにアタシを好いてくれた



だけど私は違ったみたい



もっと寂しがり屋で

君を独り占めしていたいと願う

愚鈍で幼い 馬鹿な子

それが私







ふとした会話

思わずこぼした

私の本音一言




───瞬間

一気に君の声が変わった気がした

それは聴き間違いとかじゃなかったみたいで

嫌われた





最期にいわれた言葉

『彼女としては最高 けど自己主張なさすぎ』

目の前が真っ暗になった

思考が駆け巡った



それならもっと自分出せばよかったのかと

でも出した 出してしまった

その私を君は拒否した

だからアタシのほうがいいと理解してた

けれどアタシも拒否されてしまった

どうすればいい??

どうしたらいい??

何ヲ ドウシタら 君ハ あタシを??



何も解らなくなって

ただ叫んだ

声を上げて泣いた








そんな私を
救いあげてくれた貴方

貴方は私が私であることを望んだ


アタシじゃない

私が好きと言ってくれたのは

貴方が初めてかもしれない



だから私

前の貴方も

変わった貴方も好き



貴方が貴方ならそれでいいって思うのです。






ただ一つお願い





辛くなったら

言ってくれていいから


そしたら

あたし
になれるように






いいんだ
それも愛だから





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