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□反則
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『おかえり。』



部屋に戻れば 
居るはずのない君
其処にいて



『会いたくなったから来ちゃった。』

そう言って はにかむ君



『迷惑だったらごめんね。』

なんて首を傾げる君が
たまらなく愛おしくて



ついに幻覚見てしまったと



夢にまで見た現実が 
突然すぎて 飲み込めない私



『ほら、おいで。』

そう言われて招かれた 
大好きな人の 大好きな腕の中



ぎゅっと抱きしめられて

君の体温
君の鼓動
君の香り

全てを感じて




思わずアタシ自身の顔をつねって
現実だって思い知らされる



そして



君からの
愛の大きさを知るアタシです





反則だって

こんなのないよ・・・



反則だって

私ばっか良い想いしてる



反則だって 

ていうかなんか悔しい









ホント反則だって・・・

もう意地悪(笑)





でも そんな

あまのじゃくな君が大好きで

たまらなかったりする


私なのです





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