L

□声
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嫌いになったハズだった

本当に

アナタのことなんて

大嫌いになったハズだった…




なのに何でかな…




電話越しにアナタの声を聴いた

ただそれだけなのに

愛しく想えてきて

切なさ覚えて

思わず涙溢れた




言いたいコトだって沢山あったハズ



何であんなコトしたの? とか

アタシのコトどう想ってたの? とか

悔しかったこととか

暴言だって言いたい放題言いたかった




なのに

いくら言おうとしても言葉に出来なくて


たとえ言葉にしたとしても

オエツで隠れて

アタシの言いたいコト伝わらない

タダ ナミダ 溢レルダケ



本当はこうやって

ちゃんと話したかっだけなのかもしれない

でも嫌いになったハズ

なのに



─── 今スグ会イタイ ───



ふとそんなこと思ってた




嫌いになったハズ

なのに考えれば考えるだけ

矛盾したキモチばかりが浮かんでくる



もう分からない

自分のキモチが分からないよ

タダ声聴いただけなのにね…



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