ウソップ×
□恋の話(★)
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『だから、そこでオレ様は彼女の肩に手をまわして、そっと引き寄せ…』
『おぉ〜!すげぇなウソップ〜!』
『ウソップやるなぁ!』
ある日のメリー号。
宴会中、酒に酔ったウソップが過去の恋の武勇伝を語っていた。
ルフィ、チョッパーは目を輝かせて盛り上がっている。
ゾロとナミは関心がないらしく、二人で飲み比べをしていた。
『ねぇゾロ、あれホントと思う?』
『さあな。ウソップだからな。』
『ウソップだもんね。』
サンジは宴会の料理を足しながら、全体のそんな様子を眺めていた。
ふーん、あのウソップが恋の武勇伝ねぇ…。
サンジは煙草をくわえると、小さく笑いながら火を付けた。