ゾロ×

□秘密(★)
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中に入り、昼間もそうしろ!と文句をつけに扉をカチリと開けた瞬間。



ガタンッ!



ゾロが大きな音を立て、椅子から立ち上がった。



扉はほんの少し開いたが、ナミはびっくりして、入るタイミングを逃した。



ゾロはそのままずかずかサンジの横まで行くと、ガッと胸ぐらを掴み、手首を返しグイッと少し持ち上げた。



あっ殴られるッ!



ナミは思わずヒャッと肩をすくめた。


…だが、二人はそのまま動かない。




ゾロは、薄く笑っていた。



サンジも挑発するような笑みを浮かべている。




サンジはシャツを上に持ち上げられているため、顎を気持ち突きだし見下ろすようにゾロを睨み付けている。


その瞳は妖しく光り。


ゾロがゆっくり下から上に舐めるように見つめ、掴んだシャツからネクタイだけを掴み直した。


サンジは薄く口を開け、またも挑発するように口の端をチロと舐めた。




えっ…?



何この雰囲気?!



まるで…





その時、ゾロが掴んだネクタイを手前にグイッと引き寄せ。





二人はぶつかるように、キスをした。
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