ゾロ×
□剣豪VS眼鏡コック(★)
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『…てめェ…見すぎ。』
突然、コックがこちらを向いた。
『集中できねェだろッ!』
『あァ?…邪魔してねェだろ。』
『してンだよ。…エロい目で舐めるように見やがって…。』
髪をかきあげながら、目を閉じ溜め息をつく。
顔が、ほんのり赤い。
思わず、手を伸ばして頬に触れた。
『触んな、エロ藻。』
『…見られて、感じたか。』
『ばっ!何言って…!』
『視線だけで、ぐっとキたかよ。』
『ッ自惚れてんなよ、てめェ!』
ぶんっと拳が飛んできた。
避けた瞬間、パシッと手首を掴む。
『ッと!…だったら。』
手首の脈…やっぱりだ。
『…すげェ脈はえェのは、なんでだ?』
『ッ!』
図星だ。
真っ赤になったその顔が、すげェソソル。
『終わるまで、大人しく待ってるつもりだったが…』
『アッ…!』
『邪魔してるってェなら、待たなくても一緒だな…。』
『ちょ、待て…!』
手首を引っ張り、コックを抱き寄せ。
強引に顎を捕まえた。
『っ!…んん…ッ!』