エース×
□恋の予感(★)
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『…おいルフィ、コックさんの名前は?』
『サンジだ。アイツのメシはすんげー旨いんだ。なァ、エースも食べてけよ!』
サンジ、ね…いい名前だ。
『そうだな、じゃあご馳走になろうか。』
『やったァ!おーいサンジ〜!今晩は宴だァ〜!!』
ルフィはニッカリ笑って、ぴょんぴょん跳び跳ねキッチンへ入っていった。
はは、ルフィも変わらねェな…。
良い奴等に巡り合い、日々充実してる様が見て分かる。
…良かったな、ルフィ。
『ェ、エース!エースは何が好きだ?やっぱ肉かッ?』
突然、足元から声がした。
可愛い、たぬき…?
『えーと、何でも食うよ。あー名前…。』
『チョッパーだ!』
『チョッパー君、ね。』
ニッコリ笑うと、チョッパーは真っ赤になった。
『サ…サンジが、食べ物の好み聞いて来いって、言ったんだッ!』
『…そっか。』
…ホント可愛いね、コックさん。
ますますモノにしたくなった。
『嫌いな物、ないか?』
『あァ、何でも食うよ。特にサンジ君が作ったヤツはねv…って伝えてくれる?』
パチッとウインク入りのメッセージ。