「G」 chronicle

□-GENESIS‐ 四神大戦
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‐登場人物‐






能登沢 憐太郎
(のとざわ れんたろう)

青森県・つがる市に住む19歳の青年で、愛称は「レン」。
2016年のガメラ事件以降、恋人の紀子及び親友のガメラと共に、日本中に現れる巨大「G」を駆逐している。
紀子を守りたい一心から、やや苛烈気味になった反抗期を経て立派な青年に成長し、迫る20歳と言う人生の岐路を機に、紀子との結婚を意識し始めるようになる。
自身を憎む平司に対しては、大人になった事で彼の持つ絶対的な力への恐れを抱きながらも、自分と紀子の幸せを邪魔する何者にも屈しない、絶対に諦めない不撓不屈の精神は昔から変わっていない。
特撮オタクの一面もまた変わらず。


守田 紀子
(すだ のりこ)

憐太郎の幼馴染みである21歳の女性で、玄武の巫子。
紆余曲折を経て能登沢家で保護され、今や能登沢家の一員となっている。
彼女もまた美しく立派な女性となり、憐太郎より一足早く大人になった事から彼と結ばれる未来を本格的に考えているが、一方で自分とガメラに関わった事でいつか憐太郎が死ぬのではないか、と内心思い詰めている。
アニメオタクの一面は、昔から全く変わっていない。



初之 隼薙
(はつの はやて)

愛媛県・久万高原町出身の青年で、「疾風」の爾落人。
調子の良い性格で、妹の穂野香は目に入れても痛くない程に可愛がっている。
マイン(ジャイガー)の襲撃を受け、穂野香と共に四国中を逃亡。2019年に相棒の人工「G」・アークやスピリーズ姉妹、そしてアンバーの協力を得ながらジャイガーを倒すも、その際にアンバーの体と同化した事で新たな白虎「バラン」となり、今もバランとしてアンバー・アークと共に日本中を飛び回っている。


初之 穂野香
(はつの ほのか)

隼薙の妹である22歳の女性で、「火炎」の能力者にして本来の白虎の巫子。
昔は溌剌(はつらつ)とした女の子だったが、アンバーの介入で巫子適能の症状が治った代わりに感情を失い、隼薙と共に四国中を逃亡した末にマイン(ジャイガー)の策略により、アンバーに体を譲る形になった。
今も彼女の意志は心の迷宮の中を彷徨っているが、勾玉を介して自分の意志を表す機会が増えて来ており・・・


アンバー

四神・白虎の「心」にして、現在の白虎の巫子。
ジャイガー事件の際、本来の白虎の巫子の穂野香の体を実質借りる状態となってしまい、自分の体を借りるバラン(隼薙)と行動を共にしている。
非常に淑やかな人格と絶世の美貌は穂野香の体でも変わらず、内心隼薙に想いを寄せている。
「火炎」の能力者である穂野香の体を借りた影響で全て扱えるようになった四大元素と、隼薙から託されたアークと力を合わせた、変幻自在の戦法を行う。



逸見 樹
(へんみ いつき)

長崎県・五島列島の福江島に住む、朱雀の巫子。
性同一性障害により、体は女性だが心は男性である。
かつては父・亨平への確執からネガティブな性格だったが、2017年のギャオス事件を機に確執が解消された現在は父や祖父の元治、母代わりのギャオスと兄弟代わりのギャオス幼体達と温かい家族関係を築いており、穏やかで優しい性格になっている。
彼もまた20歳を過ぎ、「男」としての将来を考える日々を過ごしていたが・・・



蘭戸 弦義
(らんと つるぎ)

元グレイス家使用人であった男性で、青龍の巫師にして「通貫」の爾落人。
「あいにく〜」が口癖で、「初志貫徹」を信条とするやや冷淡な堅物だが、内に秘めた正義感は人一倍強く、静かに燃えるタイプ。
昨年(2021年)の「機関」による竜宮・大戸島襲撃で多くのモノを失った後、現在は華と共に人々を避けながら関東一帯を放浪し続けており、一応のパートナーにして前青龍の巫子・ジュリアの仇であるゴジラとは非常に複雑な関係にある。
「無吸」の「G」を持つ青龍偃月刀「羅無蛇(ラムダ)」と、「鳴神龍神流剣術」を駆使する剣豪。
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