新世紀超怪獣大戦 〜the next 「G」〜

□受け継がれし「G」の名
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1996年、臨海副都心で命を絶ったゴジラジュニアはメルトダウンで消滅したゴジラの放射能を吸収し、復活を遂げた。
しかしそれ以来ジュニアは姿を現さなくなり、東京の復興を機に人々は二度とゴジラの様な悲劇を産み出してはならないと決意し、平和への道を歩もうと試みた。





だが、それからも怪獣の出現は起こり続け、平和が訪れる事は無かった。
それは人類が「核」を捨てる道を選べない結果であり、ジュニアがいなくなってもなお、怪獣との闘いは続いた。
かつて対ゴジラ組織として活動していた「Gフォース」も対デストロイア戦後は活動を凍結させようとしていたが、怪獣の出現によって今一度国防力が求められた事により、ゴジラに対する力では無く「GUARD」、つまり怪獣への防衛力として再び活動する事になった。





そんな中、2005年に青森・福井・島根の三箇所の原発が同時に爆発を起こすと言う謎の事故が発生した。
その原因は全く不明であったが、世界は必然的に日本の「責任」を激しく糾弾し、日本はその原因追求と再発防止に全力を注ぐ事となった。
原発の爆発は日本のエネルギーの著しい低下と、放射能汚染による一帯のチェルノブイリ化を招き、日本に新たなる課題を残す事となった・・・
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