新世紀超怪獣大戦 〜the next 「G」〜

□あとがき
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後編裏話


後編を書くにあたって一番重要な事は、どういうラストにするか、という事でした。
考えられるケースは2つ、ゴジラも最終的に命を落とすのか、アドノア島に帰るかでした。
しかし、前者は既に本家サイトでやっていたというのと、せっかくの合作小説にそんなラストは無いな、という結論に至りました。それに、アドノア島への帰還はジュニアの頃からの望み。なら叶えさせてやろうと思った訳です。


導入はもう、宇多瀬さんがいい感じで繋げてくれました。最高潮に盛り上がった所での後編のはじまり。いきなりバトルから始められるのは良かったです。

話の内容的に、本家サイトのfirst appearance dayに割とそっくりな流れになりました。そこはどうにかならなかったのかと考えどころでした。じゃあどこに変化を付けるか?

そこで考えたのが、主人公が直接戦うという事でした。特に、主人公が軍事関連の人間じゃないとすれば、それだけで大きな変化を付けられると思った訳です。
喧嘩番長なら、戦闘機で戦うという不釣り合いな事はしない。拳で戦うならやはりロボットでしょう。で、デルスティアの出演と睦海再登場です。健の為にデルスティアのデザインの改変もさせて、怪獣と肉弾戦をする主人公を確立させました。VSシリーズという軸の中では異例じゃないかと。

反省点について3つ。1つは研護との再会をもっと盛り上げさせるべきだと思った事。2つめは、宇多瀬さんが用意してくれた大戸号の活躍が少なかった事、3つめは、健と睦海の絡みは多かったのに、みどりとの会話が少なかった事です。

最後の最後で、健とみどりの重要なシーンは用意したつもりでしたが、やっぱり睦海にもってかれたか……と最大の反省点です。
ま、そこはあからさまにするよりは匂わせる位がいい、という事でご勘弁を。
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