□サイレントヒル(ホラー)
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 コナミのアドベンチャーゲームの映画化です。
1作目だけですがゲームをした事ある私としては、サイレントヒルの街の風景、悪夢の始まる瞬間など、制作者側の原作を愛する気持が窺える画でした。
主人公の旦那を使うことで謎説き要素とホラーを並行出来たのがいいですね。
あの旦那役の人好きなんですよ。フォーガットンの時から。名前知らないんだけどね(オイ)
 ストーリーは、悪夢にうなされる娘、シェリルがうわ言でつぶやく『サイレントヒル』という街の名前。母親のローズはシェリルの悪夢の根源を探る為、娘を連れてサイレントヒルへと向かう。
だが途中で事故に遇い気を失ってしまう。
目を覚ますとそこはサイレントヒルの入口。しかし隣にいた筈のシェリルがいないではないか!シェリルを捜しに街に入ったローズが目にしたのは、霧が覆い灰が降る、死んだ街のサイレントヒルだった。
ローズはシェリルを見つけだし、無事帰ることが出来るのだろうかって話。(長。)

 ハッキリ言って怖かった!!本気で。
子供の頃から13日の金曜日とかホラーも結構観てきて、まぁそれなりにビビッたりもしたんですが「もうやめて――!」って位怖かったのは初めてかも。呪怨とか独りで映画館で観ても平気だったのに。これは連れがいて良かったと思いました。レイトショーだったんで尚更。
 でも一緒に行ったオカンは全然怖くねぇ言ってたんで、単にこの映画が私の恐怖の琴線にふれてただけかもですが。

ここからネタバレです























 一番ショックだったのが、シビルの死。あんなんR-13?だか14?になるわ!!そりゃーなるわ!!みたいな。
 シビル巡査はゲームでも映画でも主人公を助けてくれるカッチョイイ婦人警官なのです。それが…あぁシビル…普通なら助かるじゃろ…主役級は……。
他の人が死ぬシーンも怖かった。なんでわたしゃこんなに怖いんだろうか。…スプラッタ系とも何か違うんだけどー。

ラストもゲームとは違う終り方です。


 主人公がトゥームレイダーのララとかバイオのジルとか、戦える女ではない「普通の女性」である所。
 本気で何処にも逃げ場がない!な所。
 一番の恐怖は人間の狂気である。
っていうのが、私を震わせたんでしょうかね。


 残念だったのはシェリルの分身が、どうして魔女扱いされてたのか説明がなかったトコかな。

私的にちょい'やり過ぎ'だと思ったけど、中だるみ少しあったけど、なかなかよい本作でした。(本当に何様)

 

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