□ゲド戦記(アニメ)
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 えー過去の日記にも書きましたが、ジブリ作品と思って観ない方がいい本作です。
さて何から書いていいやら。

ストーリーは、均衡が歪み始めた世界が舞台。農作物も動物も人間の頭までおかしくなってきている。そんな世界を旅している魔法使いのハイタカ(ゲド?)途中、少年に出会い、共に旅をする事になる。少年の名前はアレン。彼はいつも何かの影に怯えていて、意思も弱く、なげやりな感じ。
旅の途中、アレンが街で女の子を悪漢から助けた為、彼は悪漢に目をつけられる。ハイタカはアレンを連れて街外れの古い友人の家に身を寄せるが、そこにも悪漢の手が伸びてきて…みたいな話。

てか、ストーリーまとめるにもやりにくい本作。あ、アレンに助けたられた女の子はテルーといいます。

何が言いたい映画なのか台詞で全部言っちゃってて、その割に矛盾だらけで、話の伏線の張り方も甘くて無駄が多かった。結構、観てる側ほったらかし部分多かったです。って私の頭が悪いのか(そうだろう)そして原作読めって事ですか(冷汗)

そもそもゲドって誰?(え!?)作中、説明あったっけ?パンフもチラシも読んでないんですが予備知識を詰めてから観ないとダメでしたか?(かなり嫌味)
そしてハイタカは何で旅してるのかよく解らん。貴方魔法使いだったんですね。

そして作中の無駄部分といえば、無駄に豪華な声優陣。
本作観た方なら分かると思いますが、夏川結衣いらんだろ。てか王女は何しに出てきた。倍賞さんとか、たったワンシーン出演のキャラにまで芸能人を使うて…それも大して重要なキャラでもなく…。
これで客の気を引いて金儲けを企んだとしたなら救いようがないんですが(大きくでた)

無駄な伏線といえば、魔法封じされた刀。どうしてアレンが父親を刺してまであの刀が欲しかったのか。ていうか刀が欲しくて刺したのかなんなのか、そこら辺の補足もない。
最初の竜同士の争いも。あの海に落ちたのがテルーなんだろうけどそもそもこの話に竜自体必要だったのか?
はて?

矛盾は…殺しちゃマズいでしょ。アナタ命を大切に言ってたじゃないの。


話は全体的に暗いし、少しもニコッとかできるリリカルな所もなく、描写が残酷なので子供向けではないし、かといって大人向けでもない。アレですか、キレる十代と自殺志願者に見せればいいんじゃ?
命は大切に!!

て、完全にこけ落としてますが…お前こそそんな大そうな事言える人間でもないくせに。

こんな好き勝手言ってますが、テルーの歌は良かった。此れにつきます。
ただ私が行った映画館は歌のトコだけ音が飛んでて、ちょっと興ざめ。てか台無しじゃないか!ここが見せ場じゃろーがワー○ーマ○カル!!

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