これはLO☆最遊記☆VEで配信している、最遊記のドロドロ小説です









悟空:なぁ、三蔵。



三蔵:あ?



悟空:なんつー顔してんだよ。もっと笑えよ。



八戒:悟空も知っているでしょ^^



悟浄:元からこういう顔だって^^



悟空:あ、そっかぁ。



三蔵:お前ら・・・

なんでいつもいつも俺の部屋にいるんだよ!?



(と、追い出された3人)



八戒:追い出されちゃいましたね^^;



悟浄:いつものことだろ



悟空:・・・・



悟浄:ん?どうしたんだよ。元気ねーじゃねーか。



悟空:え?そんなことないって。ほら、元気元気。

    ごめん、ちょっとトイレ行ってくる。



悟浄:おう。じゃ、俺ら先に寝てんぞ。



悟空:おう。



(と言って、悟空はトイレに行ってしまった。)



八戒:・・・



悟浄:ん?どうした?



八戒:あ、いえ、何も。




悟空:なぁ・・・三蔵?




(悟空は三蔵の部屋に戻り、部屋の前で三蔵に呼びかける)




三蔵:もう寝た。





悟空:寝てねーじゃん。あのさ、話あんだけど・・・。





三蔵:どんな話だ?





悟空:だからさ、入っていい?




(少ししてから)





三蔵:勝手にしろ。





悟空:じゃあ勝手にする。




(と、三蔵の部屋の中に入った。





三蔵:で、話とはなんだ?





悟空:あのさ・・・一緒に寝てもいい?





三蔵:帰れ。




悟空:もう、俺のこと好きじゃないのか?
旅はしてくれるけど話かけてくれないし・・・。
もう、あのころみたいに俺のこと愛してくれないのか?





三蔵:俺はお前に興味がなくなった。





悟空:そんな・・・。
三蔵・・・おかしいよ・・・
冷たくなった。
俺に対して冷たくなった!!





三蔵:俺は俺だ。
おかしくない





悟空:だったらなんで・・・





三蔵:好きな奴ができた





(そのころ・・・)




悟浄:おい八戒お前、何か心配でもあんのか?顔が青いぞ




八戒:・・何でも・・ありませんよ・・




悟浄:何でもないわけないだろ。どうした?




八戒:悟浄・・悟空のことどう思います?





悟浄:バカ猿かぁ?あんなんでも悪いとこばかりじゃないよな




八戒:そうですか・・




悟浄:なんでだよ





八戒:いえ、よかったです





悟浄:意味わかんねーって





八戒:悟浄はまだ、僕のこと好きですか?





悟浄:お前やっぱり変だぞ





八戒:いいから!早く・・答えてください・・じゃないと僕・・・








悟浄:・・嫌いだ・・







八戒:そう・・・ですか・・





(相手に背を向けると怒鳴り散らした)



八戒:では何故・・




悟浄:あ?






八戒:何故あのとき・・僕を助けたりしたんです!?嫌いならあのままほおっておいて死なせておけばよかったじゃないですか!






(八戒はその場を立ち去った。そのころ三蔵の部屋では・・・)





悟空:好きなやつって・・・俺以外にか?



三蔵:そうだ




悟空:なんだよ・・それ・・。誰だよ・・誰が好きなんだよ!?





三蔵:お前に言ってどうする





悟空:どうするって・・




三蔵:答えられないのなら答える必要はないな





悟空:俺は・・俺はどうすればいいんだよ!






三蔵:俺が知るか





悟空:なんでいつもそうなんだよ・・・。なんでいつもそんなに冷たいんだよ!!





(悟空は三蔵の部屋を飛び出した。部屋を出たところで誰かとぶつかった)





悟空:ぅ・・





八戒:悟空!?大丈夫ですか?





悟空:大丈夫。ちょっと余所見してた・・・





(悟空はそのまま走り去った)





(八戒は三蔵の部屋に入り)






八戒:いいんですか?悟空、泣いていたようですけど?





三蔵:ほっとけ





八戒:まったく、つめたいですね。






三蔵:性格じゃ、お前の方が悪いんじゃないのか?





八戒:三蔵には負けますけどね






三蔵:ふん





(悟空は走って悟浄のいる部屋に戻った)






悟浄:よう、やっともどって・・・





(帰ってきた悟空の目からはたくさんの涙が溢れていた)






悟浄:お前・・何で泣いてんだよ





悟空:・・さい・・





悟浄:あ?聞こえねーよ






悟空:うるさい!!エロ河童!!






悟浄:心配してやってんのに、このクソ猿!!






悟空:なぁ、悟浄・・・





悟浄:あ!?また屁理屈言うのか?






悟空:三蔵と・・・別れた・・・






悟浄:え?別れたって・・なんで?









悟空:三蔵に・・好きな人ができたって・・。だから俺のことは嫌いだって・・興味がなくなったって・・。俺、これからどうすればいいんだよ?俺まだ三蔵のこと好きなのに!なんでなんだよ!三蔵!!










(悟空はその場に泣き崩れ、悟浄は悟空の背中をさすり)






悟浄:俺も、さっき八戒と別れたばっかだよ・・






悟空:え・・?なんで?あんなに仲良かったじゃんか。なんで別れたんだよ!?





悟浄:それ聞いたらお前・・・傷つくと思うぞ?






悟空:別に大丈夫だって。





悟浄:本当にいいんだな?






悟空:なんで八戒のことで俺に確認とるんだよ?







悟浄:俺らは裏切られたんだよ






悟空:え?あの・・いまいちわかんないんだけど・・。






悟浄:だから、八戒と三蔵は付き合ってるって言ってんだ






悟空:え・・。何言ってんだよ悟浄・・嘘だろ?






悟浄:いや、本当だ。







悟空:冗談やめろよ。証拠でもあんのかよ・・











悟浄:ああ。あいつらがキスしたのを見た












悟浄:嘘だ!三蔵は・・三蔵は俺を愛してくれてたんだよ!!







悟浄:自分も傷つくような嘘言うかよ!!






悟空:なんで八戒なんだよ・・





悟浄:悟空・・・










悟空:なんで・・俺・・三蔵とキスなんてしたことねーのに・・










(三蔵の部屋では・・・)





八戒:三蔵、本当に僕なんかでいいんですか?





三蔵:どういう意味だ?






八戒:だって・・・





三蔵:悟空のことはどうでもいい





八戒:でも・・!






三蔵:俺に癒しを求めたのはお前なんだぞ?






八戒:そう・・だけど・・・







三蔵:自分でもわかっているなら言うな






八戒:なら、僕が三蔵にキスしても文句言わないんですね?








三蔵:構わん








(八戒は三蔵に跨ると相手の唇に唇を重ね)








八戒:もう、後戻りはできませんよ?









三蔵:わかってる













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