絶対可憐チルドレン

□女体化
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それは…いつもの様に任務が終わり待機室で皆と眠った次の日の事だった。


「なぁあああっ?!」


先に起きたのは皆本で鏡の前の自分へ驚く。
体もそうだがいつの間にこんな女性が着る様な下着を…。


「ほ、本物…?!」

胸と下を覗くと本物だ…。

しかもベッドでまだ眠っている兵部と賢木も女になっている。

「ん…ぅ」


ころんと寝返りする兵部は、銀髪ロングヘアーでキャミが乱れ胸が見えそう。


「男だったら襲ってるぞ?兵部」

だが今の自分は虚しくも女。ついてる物も無い。


「賢木もこんな…」


そうだ…自分は夢を見ているんだ!…皆本は再び眠った。


「覚めろ…覚めてくれ」


「んにゃ…皆本君」


後ろから兵部はギュッと抱き締めてくる。


「寝れない…」


僕だって男だ!今はこんな体かもしれないけど男なんだっ!!

兵部の柔らかい胸が背中に当たってたんじゃ眠れやしない。


そんな苦闘と戦いながら眠りへついた。だが、起きても変化はなかった…。


「なぁあああっ?!」


どうなってんだよこれと賢木は驚く。



「俺ってば…綺麗じゃん?」


「んな事言ってる場合か!兵部もそろそろ起きろ」


「んー?…」


ボーッとしながら皆本を見つめる姿にドキッとする。


「なぁ、兵部の仕業なのか?!」

「僕何もしてなあよ」


じゃあなんなんだよこれ!!


「仲間の誰かがイタズラでしたのかな?構って貰えないと時々こんな事するんだ。レベルは低くても何人か集まってやれば可能だからね」


「早く犯人見つけ様ぜ」

「そうだね」


パンドラを全員集める…。


「真木?」


「少佐///」


真木は兵部の姿に赤くなる。


「こんな事した奴らは誰だ!観念して俺の前に出てこいっ」


賢木は片っ端しからサイコメトラしてやった…。


犯人はパティ、セツコ、ヒュプノを使う奴だった。


「女体見て見たかったの」


「そうか。どうだった?」


「想像以上に綺麗です」


「それじゃそろそろ戻してくれる?」


「はい…」


兵部の命令に従い、三人は元の姿へ戻った。


「これでいいだろ?」


「なんか…あっさりだな」


こうして女体化パニックは幕を閉じた。
〜END〜

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