絶対可憐チルドレン![](/img/emoji/4X.gif)
□僕らはESP.1
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僕は幼い頃、兵部に救われパンドラへ入った。
「先生、僕はただ皆と一緒に居たいんだ」
「残念だがね皆本君、君が居ると迷惑なんだよ」
どうして?…。
僕がレベル6の高レベルESPだから?
天才少年って呼ばれているから?
僕には…居場所が無かった…。
「君が皆本光一君か」
「誰?」
「僕は兵部京介。君を迎えに来たんだ…僕らESPの仲間だからね」
「君もESPなの?」
「だから浮いてるん
だろ?」
「う…」
そりゃそうだ…。
「君は凄いよ皆本君、もっとその才能を生かすべきだと思わないか?」
「でも、僕は」
「大丈夫…君の力は僕達が認めてあげる。認めてあげられる…あんな普通人の言いなりになんかならなくていいんだよ」
「本当に?」
「ああ…そして僕は、そんな君を愛してる」
愛してると言われ、皆本は赤くなる。
「皆本光一…産まれて来てくれて有り難う」
「兵部さん…」
抱き締められ皆本は身を預けた…。
とても暖かい…。
僕はこの人に着いて行くと決めた。