絶対可憐チルドレン

□プール
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プールへやって来た兵部達。たまたま皆本達と一緒だった。


「なんかナンパして遊んでるみたいっスね。じじい振られた?」


「じじい言うな!」


葉の背を蹴り飛ばしプールの中へ落とす。


「ひでーなじじい」


すると男に声をか
けられる。

「君、すっげー可愛
いね。美人だしモデルさんみたい」

「え…本当?」

「何、自覚ないの?こんなに綺麗なのに」

そんな、言われた
事ないからドキドキしている兵部。


「よかったら俺らと遊ばね?ご飯おごるよ」


「本当?行く♪」


「あ、ちょ…少佐っ」


皆本の奴もナンパしてるからなのか、男達について行ってしまった。


「クリームソーダに焼きそばがいいな」


「OK」


「ありがと〜」


これ食べたかったんだよな〜。真木の奴どっか行っちゃったし。


「君もここに泊
まってんの?」

「うん」


「やったぁ、夜まで遊べんじゃん」


「でも僕そんなお金持ってないし」


「大丈夫、俺らが払うから心配しないで」


男達はニヤニヤし
ていた。


「兵部、お前何し
てんだ!」


「皆本…」


「ほら、帰るぞ」


手を捕まれるが皆本の手を払う兵部。


「何さ、皆本君だって女の子と遊んでたくせに」

「あれは賢木が
勝手に」


「何、知り合い?」


「ううん。知らない人」

皆本はカチンと切れる。


「いいから帰るぞ」


「うわっ」


肩に背負い無理矢理連れて行く皆本。


「ちょ、離せよなんの真似だ!!」


「お前こそあいつらと何遊んでんだよ」


「…人の事言えな
いくせに。それにあいつらに奢って貰ってるだけだもん」

「いつ食われるかわからないぞ?」


「そん時はテレポートで逃げるし」


ベンチへ兵部を座
らせる。


「僕はナンパなんかしてない。浮気なんかしてないからな!!」


「…」


「それに、兵部が他
の奴と居るのはこっちが嫌だ」


「皆本君…」


皆本は兵部を抱き
締める。


「ごめん…」


「もういいよ」


仲直りのキスをした。


「あっれ〜?皆本さん
浮気してたんじゃなかったんスか?」


「違う」


「クリームソーダと焼きそば食べ損ねちゃった。食べ行こう?」


「そうだな」


アハハと笑いながら兵部と手を繋いで行く。


「兄さん、奢って♪」


「やなこった」


「ちっ、じゃあ兄さんのたこ焼き貰い」


「あ、この野郎!」


「ほら兵部、あーん」


「あ〜ん♪」


「ラブラブっスね」


「だな…」


〜END〜


「やり方
なんていくらでも」

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