絶対可憐チルドレン

□寝言
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葉は兵部の寝顔を見つめていた。


「よく寝てるな」


サラリと前髪を
撫でる。


「ん……よ、う」


「え?…」



今京介、俺の名前を…。


葉は赤くなる。


もう、我慢出来ない。俺は、京介の事が好きだから…。


葉は兵部の上へ覆いかぶさった。


「愛してる、京介」

好きだよ…


だから、自分だけを見て欲しい。


「ん…」


兵部は目を覚
ました。


「な、にして」


「何って?ボスの事夜這いしんの」



暴れ出す兵部を葉は押さえ付ける。


「可愛く鳴いて
よね?ボス」



葉に再び唇を奪われた…。



「ああっ…ゃ」


「嫌ならなんで逃げないの?」


「それ…は」


「寝言で俺を呼ぶくらい好きだから?」


「っ…」


大人しくなる兵部。


「俺も大好き」


「葉…」


「世界で1番、京介の事だけ」


「僕…も」


ようやく、両想いに なれた…。


愛してると言って、キスをした…。


〜END〜

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