スマブラ島

□U. DAY IN RESIDENCE
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それぞれが雪玉を造り、2段の雪だるまに乗せている。

その他の雪だるまは始めから作り直している。

コロウはカービィと雪玉を造った。


「そういえば、コロウはまだみんなの名前知らないよね?」


「あぁ。」


「えっと・・・。
あっちがネス。その隣がピチューだよ!」


黒髪の男の子がネス、黄色い髪でひし形の耳の男の子がピチュー。


「で、あっちが子供リンク。
みんなは子リンクとかヤンリンとか呼んでるよ!」


リンクに良く似た男の子。


「子供リンク?」


「うん、リンク兄ちゃんの子供の頃のらしいよ。
何か良く分んないけど、此処に呼ばれたんだって。
僕もそうだけど、此処に居るみんなはマスターに呼ばれて此処に集まったんだよ〜。
島を守るため、だとか。
僕たちもときどき仕事のお手伝いしたり、稽古したりしてるんだ〜!」


カービィは大まかな説明をした。

子供ではそれ位しか説明もされていない。



「・・・・・なぁ。」


話し終えたカービィにコロウが話し掛ける。


「ん?」


「この屋敷のルールって何か知ってるか?」


さっき解らなかった事を、尋ねてみる。


「ルールかぁ…。
3人のお姉ちゃんの言うことを聞くくらいかなぁ〜。」


“3人のお姉ちゃん”とは女性陣のこと。

「言うことを聞く?」


よくわからないルールに、コロウは聞き返す。


「そ!お姉ちゃんたちは怒ると怖いんだよぉ〜。」


そう言うカービィの顔は、笑顔だが脅すように黒かった。





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