スマブラ島
□U. DAY IN RESIDENCE
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U.DAY IN RESIDENCE
コロウが屋敷に住む事になった日。
昼飯食べ終え、のんびりとした昼下がり。
メンバーの何人かが食堂横の部屋のリビングに。
リビングは食堂と同じ16畳程で、正面に窓が均等に3つ並び、部屋の中心に長机とソファが置いてある。
ソファは、昨日入った接客室のと同じ淡い緑のカバーがかかっていて、縦と横にそれぞれ2つずつ向き合っている。
左側の本棚には沢山の本が入っている。
まず、ソファでおしゃべりタイムを堪能する女性陣に屋敷のルールを聞いたコロウ。
「この屋敷のルール?」
カールのかかった金髪のピーチが聞き返す。
「マスターが、女性陣に聞けば教えてくれると言っていました。」
「ルール、ねぇ・・・ 特にないと思うんだけど。」
ストレートの長い金髪をポニーテールに結んだ背の高いサムスが言った。
「他の人に聞いてみるのはどうでしょう?」
金髪をセミロングにカットしてあるゼルダが言う。
気が付けば3人共見事な金髪だ。
「そうですか。解りました。」
「あ、あと、敬語じゃなくていいわよ。」
「………わかった。じゃあ。」
コロウは短く挨拶すると、リビングを出ていった。
それを見送ると女性陣の会話が再開された。
「ふふっ。なかなか面白そうな子ね。」
「そうね。まずはどう遊んであげようかしら?」
ブラック化するピーチとサムス。
(…2人とも、時々怖いわ…。)
その2人に、ブラック化していないゼルダは苦笑いしていた。