スマブラ島
□X. FIGHTING BASTARD
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X.FIGHTING BASTARD
時計台を訪れた次の日。朝から電話が鳴り響いていた。
よく妖怪達が来るフレイル、屋敷のあるカースル、港のあるグロウ、横の川・フランクを挟んで南東の島のメランカリーからも仕事が来ていた。
最近仕事が増えている、とフォックスが言っていた通り、休むまもなく妖怪退治に励む屋敷のメンバー。
いくつかのチームに分かれ、現地に走っていた。
電話は普段はフォックスが取るらしいのだが、遊撃手は2人で出動しているため、留守番係のマスターが代わりに取っていた。
「次!グロウ!」
「「「いってきます!」」」
3剣士がまたもや飛び出してく。
以外にタフだ。
また電話が鳴る。
「はい・・・・・・・・はい、わかりました。」
マスターが電話置いた瞬間叫ぶ。
「次!フレイル!」
「おっしゃ!」
ファルコンが返事をして勢い良く飛び出した。
マッチョでオールバックにサングラスをかけたこのおっさんが助けに来たら、少し怖いだろう。
人柄は良いらしいが。
戦闘でもこのスタイルは変えないらしい。
こだわりがあるのだろう。
そのおっさんが出て行くと同時に電話が鳴る。
「はい。スマブラ屋敷です。・・・・・・・はい、解りました。」
マスターは受け答える。
「次!メランカリー!」
いつの間にか返事もするものも居なくなっていた。
「・・・じゃ、行ってきます。」
コロウはライガを背負い、メランカリーに向かった。