短編サスナルコ


□やっぱり大嫌い
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一瞬、許してやろうかな?
なんて思ったけど...







「やっぱりサスケなんか大嫌いだってばよ!!!」

「な!?」







今日はこの間のデートの埋め合わせのつもりか、サスケが昨日の任務の時映画に誘ってくれたんだってば...
なのにさ、なのにさ、







「あの〜...隣の人彼女さんですか?」

「いや...その」

「違うんですね!?
あの、一緒にお茶どうですか?」

「や、あの...」



この類のナンパはさっきから6回目。
いい加減、スムーズに断っても良いと思うんですけど...サスケ君★
確かにアタシってば、アンタの彼女じゃないけどさ...
否定したら、逆ナンされんに決ってんだから否定しない方が利口だってばよ!!




「よぉ!
ナルトじゃねぇかよ。
何だぁ?
スカート何てはいちまって!」

「アタシだって女の子だからな!」





赤丸の散歩途中らしいキバ。
サスケはまだ逆ナン断ってるし...話しちゃうってば★





「そういえばさ...」

「アタシってばさ...」


一時間近く喋った気がするってばよ。



「ウスラトンカチ。
映画行くぞ...」



やっと逆ナンを断ったサスケ。
が、



「あ!
一楽、今日全品半額って知ってか?」

「え!?
初耳だってばよ!!」

「これから行かねぇか?」

「うん!
行...」

「何言ってやがる、ナルト。
映画はどうすんだ?」

「あ、サスケ」






そういえば、アタシってばサスケとデートしにきたのにココで断ったら申し訳無いってばよ...

でも、アタシってばちょっと怒ってるんですってばよ...





「逆ナンのお姉さん達と行けば?」

「は?
何言ってんだ?
ハァ...行くぞ...」





た、溜め息つかれたってばよ!
アタシってばすっごく怒ってんですけど...
サスケに隙があるから逆ナンされんだってばよ!





「やだ、キバと一楽デートするってば!」

「で、デートって...!
本当かナルト!?」

「ウスラトンカチが...。
早く行くぞ」




サスケに掴まれた腕を反射的に払いのけちゃったってばよ...
後には引けない...
サスケがアタシを睨んで来る。
そして、また溜め息をつく。









「妬いてんのか?
妬くにしてももっと可愛い妬き方しろ」








は?
何それ...
ムカつく...
アタシってば小二時間程度アンタの逆ナンに付き合わされてんのに...






「......なんか」

「あ?」









「サスケなんか大嫌いだってばよ!!!」

「な!?」







一瞬、許してやろうかな?
なんて思ったけど...
やっぱりサスケなんか大嫌いだってばよ!!!







〜あとがき〜
中途半端スイマセン...
一応完結ですム
リクがあれば続編も更に書くかもですけど...

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