07/30の日記

22:04
炎の王国(?)
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巷で話題の某ラジオ番組をぼんやり聞いて、何かこう、ああいう感じで怪獣映画の知識人組に集まって頂きたいなあと思いました。


古生物ならなんでもござれなんだけど、ちびっ子達以上に緊張してるのがわかるおじいちゃん博士とか。
翼竜の話になると文字通り嘴突っ込んでくるロボット工学・航空力学系のスペシャリストとか。
めっちゃ早口でちびっ子と謎の呪文じみた応酬を繰り広げる准教授とか。
ネットの実況系で『いい声……』『むっちゃいい声……』と感嘆の声を上げさせてるイタリア系アメリカ人の環境生物学者さんとか。


そんな感じで暑さでアタマが沸いてるのか何なのか、炎の王国感想がまとまりません。
とりあえず殴り書いたものを少しだけ置いときます。
 












 

・お約束を詰め込んだ冒頭

全編通して一番好きかもしれない。
食糧も少なかったろう巨大な水の監獄、不用意に近づいてきた恐竜を引きずり込んで食べて生き延びてきただろうモサ嬢に、盛大な拍手を。
なんかもう自由に生きてくれよ……とさえ思ってしまいます。
あと私の頭の中の98GODZILLAさんが『ヘリごと行きなさいよそこはー!』と叫んでました。
ヘリごといってたら終わっちゃうなーこれ。



・始まりの島の終焉

煙と炎の中に消えるブラキオサウルス。苦しそうな悲鳴。
ウィートリーさんの部下達もその最期を見つめてるんだけど、彼らにも少しは罪悪感があったのかなって。

あのシーンでふっと思ったのが、科学の発展が彼らを産んで、殺したんだなってこと。
映画の脚本的な意味もですが、恐竜の研究的な意味でも。

恐竜についての研究が始まった頃は半水中生活をしていたと言われた竜脚類が、現在では陸上生活をしていたということがわかっている。
わかってしまったから、今作であの子を始めとした大勢の恐竜達があんな死に方をすることになった。

昔の映画だと、竜脚類の恐竜が海を泳ぎ渡ったりしてたそうで。
もしあの説が覆らなかったら、本当はどうだったのかわからないままだったら……あの子は助かったんだろうかと。
そんなことを考えていました。




・インドラプトルくんの最期

屋敷にちょこちょこある『先の尖ったもの』で、なんとなく2作目の『こっちよバケモノ!!』を思い出してたらまあ見事にぐっさりいったなあと。
『潜り抜けてきた修羅場の数が違うのよボウヤ』みたいな表情してるブルーさん流石です(平伏)。
相手が悪すぎたんだよ、多分……。




・道を見つけた?

レクシィさんの遺伝子が故郷に帰りたがったりするんだろうか……と思ったらなんか泣けてきたので、どなたか一緒にハンカチ噛み締めてほしいです。
ちょっと調べたらティラノサウルスの化石はカリフォルニアより北の州で発見されてるらしいので、「レクシィさんのもとになったティラノサウルス」もその辺りで生きていたのかなーと。
いや大陸移動をどう考えればいいのかよくわからないんですけど。




・メイジーちゃん

彼女の「秘密」は嘘かなあって。
人殺しの詐欺師が咄嗟についた嘘なんじゃないかなって。
そんな奴の言う事に何の価値があるのかって。
あと、ヘンに重い話混ぜられてもあんまりショッキングじゃないというか。

……駄目だ、悪い癖が出てきておる……人間<人間外、の悪い癖が出てきておる……。
どうでもいいんだけど明治ーちゃんとか出てきて脱力してます。今orz




・ブルーちゃん。

かわいい。
爬虫類ってかわいいんだよ!っていうのを全世界に知らしめ続けてほしい。

『オーウェンと一緒に行くのを拒否した』のではなくて、『オーウェンに一緒に来てほしかった』のかな。
振り返ったところ、『一緒に行こうよ』って言ってるように見えた。
人間の世界から、自分たちの世界へ来てほしかったのかな。
もしクレアさんもメイジーちゃんもいなかったら、オーウェンさんはブルーと一緒に行ったのかな……。



……とりあえずはここまで。
ちょっと色々ゴタゴタしていて、もしかすると吹替え版が観れないかもしれないです。
うーむ、無念。

 

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