10/07の日記

18:50
回ってなんとかする。
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諸々落ち着いてきたので、遅ればせながらガメラリバース感想にかえた会話文の小噺+α。
ネタバレばかりです。
 
 





 
 

擬人化ゴジラ・ガメラ・ジラさんが、リバース上映会したようです。
 

ガメラ:……ちょっとギャオスを何頭か、叩き落としてきます。
ジラ:oops.
ガメラ:本当は制作会社にも色々物申したいのですが、差し当たってはやはりギャオスが先かと。
ゴジラ:そんなに不満があったのかよ……。

※子ども達が酷い目に遭い過ぎて耐えられなかったらしい。
音に聞くカゲロウプロジェクトのじんさんが関わってる時点で覚悟はできていたけど、甘かったです……。

 

 
ガメラ:浅黄のお父上の。
ゴジラ:ん?
ガメラ:写真を。
ジラ:え?
ガメラ:神棚に飾って朝に夕に拝みます、今後。
むしろ何故今までやらなかったのか……。

ジラ:ねえ、彼、酔ってるの?
ヤバいんじゃない?

ゴジラ:いやもっとヤベえよ。素面だぞコレ。

※安心して見れる『大人』の描写や、『親子の関係』って大事で尊いんだなって……。
ハグ如きでは誤魔化せねえレベルのしがらみじゃなかろうか。
草薙家は草薙家で、本編前にひと悶着あったわけですが……。

 


 
ジラ:正直言っていいかしら。
ーーージュンイチの一人称が私の時点で、女の子じゃないかって疑ってました!
意外でもなんでもなかった!

ゴジラ:素直にびっくりしてえよな、ああいうのは。
ジラ:全てはとある漫画家さん達の仕業なのよ……何度キャラの性別を偽りゃ気が済むのよ……!
ガメラ:いつかその呪縛が解けるといいですね。
ジラ:性別に関しては私もどうこう言えないけどさぁ。
……それはそれとしてジュンイチが、インテリ眼鏡女子同士、シンギュラポイントの銘ちゃんと李博士とキャッキャウフフ難しい話をしている図が浮かぶ浮かぶ、浮かんで回る……。

ゴジラ:お前こそ酔ってるじゃねえか。

※キャラの性別は疑ってかかる癖があります。
最終的にお着替えシーンを公開されてもなお、疑ってかかるようになりました。
……ジェットジャガーPPみたいな高くて可愛い声で喋るリバースガメラさんには、頭の中からご退場頂きました。

 


 
ゴジラ:なあ、ひとつだけいいか?
あの新顔とラストのちびすけに、あれくらいブチッと噛み切っちまえって伝えといてくれよ。
ガメラ:そうおっしゃいますが、やれるものならやっていたと思いますよ。
できない理由があったのでは。

ジラ:メガギラスくんのシッポと一緒にしないほうがいいと思うわ。
あとあれで噛み切れたらお話変わっちゃう……。

 

 
会話文は以上です。
※以下、しんどかった諸々の愚痴注意。


怪獣のリデザインやアクション、本当にカッコ良かったです。
色々なものに縛られて燻り続けていた自衛隊と、翻弄されつつ死力を尽くす在日米軍の、苦悩も活躍もグッとくる。
最終話の、昭和のテーマのアレンジとかもブワッときた。
(そして語彙力もどっか行った。)

ただ、全体的になんか素っ気ない、少し冷たい話だな……と思いました。
というか、12歳の子どもを主役に据えるには、あまりにも重たい話だった気がします。
アニメ✕配信限定✕年齢制限13歳以上推奨、だからこそできた作品という印象。

ガメラが子どもの主要登場人物を『見殺し』にするのも、明確な殺意を持ってゴジラ宜しく『青い熱線』を吐いて人間を撃ち殺すのも、つらくて悲しくてしんどかった。

宇宙空間で炎に包まれていくあの子に、あの大きな手を伸ばしてやってほしかった。
どの道掴めなかったかもしれないけれど、きっとガメラがいちばん悔しかっただろうけれど。
それから月の4人に鉄槌をくだすのは、『大人の人間』であってほしかった。
人間が裁かなくてどうするんだ、あんなの。

だからラストは救済でもあり、容赦のないとどめでもあった。
ボコに、あの子の叫び声が届かなかったから。
届いていないと気づいた時の、通信機の向こうにいるあの子の絶望は、いかばかりだろうか。


……と、ウジウジそんなことばかり考えてしまっています。

小説版(上)もこれから読むつもりなのですが、なんだろう、アニゴジ3部作やシンギュラよりしんどい気がする……。


しんどい話にお付き合いくださり、ありがとうございました。
せっかくなのでシンギュラポイント見直そうかな……。
青いキラキラは、両作品とも綺麗ですよね……。
 

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