万感交交至る
□こいし
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あぁ
幸せだよな
このまま
時が
止まれば良いのに
って
強く思うよ
だいぶ
永かった
はずなのにな
気付けば
日の光が
静かに
差し込み
始めてたよ
優しいようで
夢にしがみつく
俺を剥ぎ落とすように
明るさを増していった
綺麗だったから
ただ可愛かったから
理由なんて
俺にはわかんなかった
ただ分かり合えて
そんな気がしたから
普通に知ってるよ
俺は頭が悪いって
それどころか
ただの馬鹿だよ
おもしろいほどにね
夢じゃないのに
なんか夢なんだな
人肌が一層恋しくなる季節が過ぎ暖かい春の風に吹かれながらさらにまた人肌が恋しくなっている寂しい夜でした…
Teru.