色々駄文

□姫若子
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昔々のお話です。
とある瀬戸内に紫色の着物を着た、人形遊びの好きな姫若子と日輪が大好きなオクラ…じゃなくて鬼畜な森の妖精がおりました。

姫若子は毎日屋敷にこもってお人形遊びをしていましたがある日、森のよ…妖精がやってきては「日輪よ!」と輪刀を振り回しながら光合成をし、「我が駒となれ」と言って行くので鬱陶しく思った姫若子は考えました。

「この妖精を撃退できるようなものを作ろう」
「自分の得意なものであの妖精を驚かせてやろう」
と。

「はん!そのようなこと無駄に終わるに決まっておろう!」
と妖精さんは言いました。

が、姫若子はこうも思いました。
「お人形遊びも楽しいけれど、お家のため(海賊的な意味で)に強くならなきゃ(男的な意味で)!」
と。

姫若子は女の子ではなく男の子だったのです。

それから姫若子は必死で特訓しました。
話し方も男らしく変え、着物も男物にしました。

そうして数年が過ぎ…

「船ですぜ!アニキ!」
「おう!行くぜ!野郎ども!!」

四国の鬼と呼ばれるようにまでなっていました。

「はん!貴様ごときが我に勝てる思うているのか!」
と采配を振るうのは、森のようせ…もとい、日輪の使者、さんで…じゃなく毛利元就でした。

「長曽我部!今日こそこの海の覇者を決めようぞ!」
「望むところだ!毛利!」



『…というのが俺が重機を作ったり、こんなになった理由だな』

『あんたにもそんなseazonnがあったんだな…』

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