NOVEL2
□学パロ-希望編-
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「これからの事で、条件…というか 提案があるんだけど」
「何?」
「うん。…ラビ、君は将来ユウと結婚するつもりでいるかい?」
「えっ?!!……ぁっハイ//…そりゃ……もちろん//」
「///…ラビ…」
「うん、では問題ないね。…ラビ、家で暮らさないかい?」
「へっ??!」
「ん何言ってんだ親父っ」
「いやだってね、私はこれからもコムイ君の手伝いで夜 外出する日があるからねぇ。その間にユウに何かあったら大変だろう?
そういう時ラビが側に居てくれたら安心だ。ユウもヒマにならないし」
「…まぁ…それはそう…だな」
「ユウ…」
「結婚したら結局一緒に暮らすんだ。少しくらいそれが早くなってもかまわないと思うんだけどね、僕は」
「……」
ラビは嬉しさをおさえきれない顔で言った
「…俺は…その…全然嬉しいです……おじさんと、ユウがいいなら…」
「うん。私はそれを願うよ」
「……俺も…別にいいぜ?」
「では決定だね。今週末にでも引っ越てきなさい。手伝うよ」
「はいっ!!」
「…なんか急に元気になったな」
「えへ;;つい嬉しくて//」
「///…バカ」
「…それと」
「何?」
「ユウ、学校はどうするつもりだい?」
「あ……」
「;;……もしかして考えてなかったのかい?」
「ゴメ…;;忘れてた…っ」
「;;はぁ…」
「でも………もう……辞める」
「!っユウ…」
「そうかい……まぁ…いずれは辞めなければいけないからね。…でもすぐでなくてもいいんだよ?お腹が目立つまでなら……まぁ体育は無理だが」
「あ………そ……か………どうしよ…」
「まぁ2、3日考えてみればいいよ」
「うん」
「それで、ラビは前言ったように卒業まで頑張るんだね?」
「はい……ぁでも卒業したらちゃんとすぐ働きます!」
「うん、そのことなんだがね…」
「…?」
「ラビ、君は将来の夢とかあるかい?」
「へ………ぁ…まぁ……ゃ…でも…」
「何がしたいんだい?」
「え……一応…先生になろうと、思ってました」
「じゃあその夢を叶えるためには、大学まで行かなくてはね」
「いやっそんな訳には……お金…稼がないと」
「はははっ……正直だねラビは。……大丈夫だよ、私だって助けになれるから」
「おじさん…」
「最近ね、僕の絵もやっと評価されるようになったんだ。…だから、君には ちゃんと自分の夢を叶えてほしい…」
「でも………やっぱ贅沢です。俺には」
「贅沢?」
「だって ユウもいるし この家に住ませてもらえるし……それに…子どもだって………だから俺…そんな贅沢できません」
「ラビ…」
「ばーか」
「ふぇ?!なんさぁユウ…?」
「………先生に…なれよ」
「ぇ……ユウ…」
「…俺、見たい。……お前きっといい先生になると…思う」
「ユウ……ほんと?」
「///……あぁ」
「ほら!ユウもこう言ってることだし、遠慮なんかしないで…ね?」
「………はいっ」
「よし じゃあ決まりだね。そうとなったら、ラビは絶対先生になるんだよ」
「…はい、頑張ります」
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