小説部屋

□あの木の下で
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好きですって言ったら

あなたは困ってしまいますよね。

あなたは私に優しいけど

私の酷い顔をみたら、

あなたはきっと私の前から去ってしまう。

それに、私は彼女ではないから。

あなたに嘘をついています

だけど

悪いのはあなたです。

彼女とこんな酷い姿の私と勘違いしてしまうのだから。

あなただけです。

こんな姿の私に話し掛けて来てくれたのは。

私の隣にいてくれたのは。

うれしかったです。

たとえ、彼女を演じていても。

あなたが私のことを好きではなかったとしても。

私はあなたが好きです。
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