小説部屋
□ガラスの眼
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かのじょ達に会ったのは2日前だった。
趣味の登山にこの山に来ていた。そしたら、吹雪にあってしまって、山をさまよっていたら、偶然この家にたどりついてしまった。
その家は大きくてすごく豪華なつくりになっていた。
少し、不気味に思ったが、吹雪がひどい。しょうがないので止むまで休ませて貰おうとチャイムを押した。
すると、
「はいはい〜!!」
と明るい女の声がして、
ドアがすぐに開いた。
「あっれ〜!!遭難者さんかな〜??めっずらすぃ〜!!」
なんか、すごく、緊張していたのに気の抜けた声。
「吹雪が酷いので止むまで休ませて貰えませんか?」
その女はすぐに、
「うん!!いいよぅ。」
と答えてすぐに僕を家の中にいれた。
「私は、澄っていうの!!よろしくね!!」
「僕は、拓也っていいます。」
「そぅ。拓ちゃんって呼んでいい??」
「いいですよ。」
そして澄をよく見た。
山の上にしているにして見れば流行のこだった。
18・19ぐらいの元気で明るい女の子っていうかんじだ。
・・・ただ、爪がいように伸びているように見えた。
澄は、僕の視線に気づいたようで、
「えっ、これですか??流行なんですよ。私、マニキア塗るのだい好きなんですよう。」
にへへと無邪気に笑う。
「えっと・・・、ここには一人で住んでるの??」
「う〜うん、友達と二人で住んでるんですよ。」
すごく澄は嬉しそうに笑う。
「それって、男??」
あまりにも、嬉しそうに笑うから、聞いてみた。
「違いますよ。女です。すごく、綺麗なんですよ。」
「綺麗って??」
「見ればわかりますよぅ。」
そう言って澄はリビングのドアを開けた。