06/25の日記
23:39
ice
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冷たく甘く
+ice+
「ねぇ頂戴?」
そう聞くと
君は凄く嫌そうな顔をした。
答えなんて
わかってる
わかってて聞いてるんだから。
だけど
そんなに嫌そうな顔をしなくてもいいのに。
君はいつも
僕に冷たい気がする。
だけど、
それでも
君が好きなんだ。
「…はい。」
ボソリと差し出された君の片手のアイス。
僕は笑ってしまう。
結局、最後は
優しい君が
好き。
顔を赤くしながら
言った君が
可愛くて
愛しくて
その唇を奪った。
「ご馳走様。」
「馬鹿。」
顔を赤くして怒っても可愛いだけ。
奪ったアイスの味はやっぱり甘かった。
+
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