09/30の日記

02:08
つかみ取れ、奇跡!
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騙されたッ!
勿論、いい意味でッ!
まさか、奴があんなに活躍するなんて……


戦姫絶唱シンフォギアGX 第12話「GX」

己が罪
アバンは前回Cパートの続き。
そして伝統のED開幕ッ!
死んだ筈のマム……ナスターシャ教授。
用語集で示されていたシャトーの防衛機能だろうか?
にしたって、ピンポイントに突く辺りが嫌らしい。
性根の腐ったガリィみたいだ、うん。
ただ、コレは効くな。
チビ達は兎も角、マリアには。

誰の差し金だッ⁉︎

ワールドデストラクター
チフォージュシャトーから放たれる分解光線(仮)がレイラインに沿って地球を覆って行く。
有機物、無機物関係無く分解してゆく。
タツノコばりのモブ厳だの。

エルフナインの傷は、あまり良くない様子。
それでも、臥せっている訳には行かない心境は如何に?

歌と錬金術
キャロル曰く、錬金術と歌は起源を同じくする相互理解の為の手段。
そして、その起源とは先史文明の巫女フィーネだった。
やはり、アンタだったんかい!
つくづくデキるオンナだった訳だ。
劇中では半分イッちゃってたけど、キャロルの話からすれば彼女もまた相互理解を求めていたんだよね。
だからこそ、最期の瞬間に響にあの言葉を送ったのかもしれない。

ドクター、満身創痍
罠以下の罠と言われたウェル博士。
傷を負った事でそれなりに弱ってはいるものの、依然イケイケなお人。
さすが自称英雄。
でも、扱いは悪い。
日頃の行いの所為だから、仕方無いね。
でも、今回の博士は何故だかカッコ良いゾ!

一世一代の大勝負
東京を中心に広がる分解光線。
それを止めたのは、他でも無い自称英雄、ウェル博士ッ!
理由が嫌がらせって辺りが何とも、ね。
それでも、キッチリ働く辺りは流石だよね。
ホント、理由はアレだけどさ。

一方、マリア達はシャトーが創り出したマム……そして、かつての自分達の成れの果てとも言える黒いガングニールと相対する。
悩まないマリアは、物凄く強いんだって事をつくづく思い知らされるね。
マント便利だし。
でも、悩まない迷わないと言う事は、停滞でもある訳だ。

永遠不変。

確かにそれも一種の強さかもしれないけど、装者達はそうしなかった。
どんだけカッコ悪くても、みっともない姿を晒しても、彼女達は前に進む事を選び続けた。
だからこそ、何処までだって強くなれるのさ。
この時のマリア達も多分同じ。
自分達がやった事を受け止め、ケツを拭いて、一生懸命を以って前に進む。
だからこそ、少女達は強く、美しく、輝いている。

そして今、咎を負った少女達が「ありがとう」を唄いながら、一生懸命を以って輝こうとしていた。

それは、ウェル博士も同じだった。
ただひたすらに英雄になろうとしていた男は、かつても今も一生懸命を胸に立ち回っている。
傷付いたエルフナインも気力を振り絞って、ナスターシャ教授の残したフォトスフィアを使って博士のサポートに着く。
奇しくもその共同戦線は、F.I.S本来の目的に則ったモノだった。

覚悟を決めた3人は、地上で戦う仲間達に最後の思いを伝える。
そして、マリアは切歌と調の想いと共に、過去に打ち勝った!

ここに来て、天井を超えやがったッ!

金子のおっさんが放送開始前にブログでGXはGの完結編とのコメントがあって、前回と今回でそれが成った訳だけど、ここまでバッチリ決まるなんて思ってなかった。正直。
いや、おっさんの事だから、締めは問題無いと思ってたよ。
でも、予想以上だった。
これぞシンフォギア。
これぞ金子彰史。

個人的には、マリアがしっかり過去にケリを付けた事が嬉しいね。
装者の中で誰よりも悩んで足掻いていたから、それが漸く報われたんだと思うと何故だか泣きそうになる。
あと切歌、調もそうだけど、個人回が反映されているのも良い。

命題の果て
己が野望が潰えてゆくのを目の当たりにして、吼えるキャロル。
その時の彼女は、一人の少女でしかなかった。

あの様子のおかしい男口調は、強がりだったのね。
エルフナインは、素っぽいが。

世界修復を食い止める為、シャトーを破壊する。
それは、自らの望みを絶つ事でもあった。

キャロルの計画は周到だった。
恐らくは、ちゃんと進めれば成功しただろう。
しかし、ルナアタックやフロンティア事変の奇跡がキャロルを突き動かした。

もしかしたら、数百年という時間は少しづつキャロルを追い詰めていたのかもしれない。
機を逃せば、また数百年掛かるかもしれない。
そんな思いがあったのなら、一度死ぬ様な真似をしたのも腑に落ちる。

そう考えると、フィーネはつくづくトンデモない存在と言う事になるな。
だって、あの人公式で怪物扱いだよ?

命題の解答
分解された世界は修復された。
しかし、失われた命は戻ってこなかった。
ま、仕方無いわな。
如何に錬金術と言えど、万能ではないからね。

シャトーが崩れ落ち、マリア達はその向こうに消えた。
敵味方呆然となる中、翼はキャロルに降伏を勧告した。

ここで翼の成長が垣間見える。
少し前だったら、感情のままに動いてたからね。

どうやら、キャロルも己の行為が間違っている事に感づいていた様子。
それでも、止まれなかった。
父親への愛故に。

そんなキャロルにエルフナインは、自分で導き出した命題の答えを提示する。
それは……赦し。
自らを焼いた世界を赦す事、それがイザーク最後の命題の答えだった。

ここで一番良い仕事したのは、響パパだと思うのよ。
彼の言葉が、イザークの真意を明らかにしたんだから。

奇跡の殺戮
怨讐に囚われたキャロルは、全てを破壊せんと思い出を燃やす。
響達は意を決し、エルフナインの思いと共に抜剣する。

いよいよ平成ライダーのガジェットみたいだな、強化型のマイクユニット。
あと、よく見たらオーラが白い!
アルベドとは、そういう意味かッ!?
これで勝てる、かと思ったら大間違い。
キャロルはなんと七十億の絶唱を超えるフォニックゲインをぶつけてきた。
しかし、響達は待っていた!とイグナイトモジュール最後のセーフティであるルベドモードを解放する。
狙うは、S2CAトライバースト。
しかし、キャロルのフォニックゲインは強大。
イグナイトを持ってしても、及ばなかった。
が、それでも響は諦めずに立ち上がる!
そんな時、絶唱の歌と共にマリア達が帰って来た!

畜生ッ!
燃えないワケにゃ行かねーよッ!
こんなカッコ良い登場、今時中々見れないゾ!

マリア達を助けたのは、ウェル博士だった。
なんだかんだで同じ釜の飯を食ってた仲だからね、博士にも思う所はあったんだろうね。
命がけの言葉は、紛れも無い本心だろうし。
だからこそ、最期の最後でマリアに委ねたのかもしれないなぁ。

何はともあれ、これで6人揃った!
トライバースト?……いいや、違うッ!
ガングニールで束ねて、アガートラームで制御!再配置!


S2CAヘキサコンバージョンッ!


二乗、二倍ッ!
これならば、かつての奇跡を殺せぬ道理は無い!
そして……


GX……ジェネレイトエクスドライブッ!


三度の奇跡は、己で掴み取った。
そして、終わりが始まる……












P.S.
シャトーの爆発が妙に、レトロ特撮チックだったのは誰の仕業だ?

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