02/03の日記

01:39
無題
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少し眠りすぎた



目が覚めたのは今日の12時頃


久しぶりに光を感じた瞳は苦しそうだったな



いつもの自分のベッドの上


いつもの一緒だと思ったらちがかった



ベッドの横に椅子にをもってきて座っている


スマイルがいた



スマイルは私が起きたのに気付いていないらしく漫画を読んでいる


週間…少年…ジャンプ?


私がスマイルがよんでいる漫画の表紙の文字を読むと
スマイルが私をみる


一瞬驚いた顔

その後すぐに優しく笑っておはようといって私の頭と頬を撫でた

その手つきはすごく優しく壊れ物を触れるかのようで…


私が上半身をお越し
軽く伸びをした


体の起動スイッチが入っていく感じで気持ちいい

スマイルはまた漫画のほうをみている


私が起きたのに


ぱらりぱらりと静かにページをめくる


私も寝起きのせいか頭がぼんやりしていて喋らなかった


ページをめくる音だけが暫く続き

スマイルがやっと喋った





もう起きないかと思った






静かにそう呟いた声はページをめくる音以外の音があれば聞き逃すほど



私はその声色と発言に一瞬耳を疑った


その声色はどう聞いても死んだかと思ったら生きていたというか何か重い感じがしたから


どちらかといえばこんなこというのは私の方だ


スマイルがいうなんて考えられない


両手を空に伸ばしたままの体制でスマイルをみて固まってしまった



スマイルは何事もなかったように漫画のページをめくる 


ぱらりぱらり


とまたページをめくる音だけが聞こえる


スマイルと声をかけようとしたら

このままずっと寝てたらどうしてくれようかと思った
とぼやかれ

心臓がドキリとする



だってスマイルの表情が何だかいつものちがくて

目線は漫画ではあるものの哀しげな横顔



声をかけようとしたが
帰るといってスマイルは椅子から立ち上がった

鞄に漫画を押し込み本当に帰ろうとしている恋人


久しぶりなんだからもっといてといったが無視された


慌てて追い掛けようとベッドから出たらスマイルは扉の前で止まり


今回は早く起きたから待てたけど
ギャンブラーも終わってワンピースも終わってコナンのあの人の正体もわかってアッシュも死んで自分の暇を潰すものがなくなったら私を殺して自分も死ぬ


といった

唖然としていたら

まぁ冗談だけど

とにっこり笑って上半身を少しだけこっちに向け


でもあまりほっとかれると寝てる私で何するか分からないからねと笑って出ていってしまった


扉が閉まり廊下から僕だってたまるんだヨーという声が聞こえた 


結局そっちか?と呆れる


スマイルがいなくなった後携帯電話をみたらスマイルからのメール電話のあと


私が病気かとか返事がないことを気に掛けている感じ
ああ私が寝ている間にスマイルはこんなに心配してくれたのかと思うと嬉しくなる


夕食


久しぶりのアッシュの料理を美味しく頬張っていたらアッシュがクスリて笑っていった


スマイル、私が病気かと思って血相を変えて城に来てアッシュが寝てるといったらしばらく私の頬を無言で叩いていたらしい

なんだそれは!と怒鳴ってやった
だがその日から今日までずっと側にいてくれたそうだ


いつ起きるか分からない私の側にずっと



スマイルは私か思っている以上に私を思ってくれているんだと思うと顔がゆるんでしまった



夕食を食べ風呂に入り
寝る準備をしているときにスマイルに電話をした


待っていてくれてありがとうといいたかった


あと



愛してるとも…






三回くらいコールするとスマイルが出た


少し私も緊張していてあの…ていったら


今私が寝ている間に録画していたアニメをみるのに忙しい

いい子に寝なねおやすみ

と一気にいわれ電話を切られた






携帯を折り曲げて破壊してしまった

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