短編
□水も滴るいい男
1ページ/3ページ
『仁王の髪、あっつい』
太陽の光できらきらと輝いている銀色の髪を触りながら言った。
「夏じゃからの」
『あたしみたいに髪濡らせばいいのに』
そう言えばそんなめんどくさいことしてられなか、と返された。
『仁王の髪濡らしたらきっと綺麗だよ』
「…なんでそう思う?」
『元が綺麗な銀色だし、それに』
水も滴るいい男
(…っていうでしょ?)
(お前さんは…)
→アトガキ
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ