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□絆〜ほだし〜 完結
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慣れた手つきで服を剥がされるレオリオ。
時々触れるクロロの手がくすぐったくて身を捩る。


クロロはそんな様子ですら楽しいようで、
時間をかけてレオリオを剥いていく。


上はもう何も纏わない状態。
下はベルトを緩められただけの状態で、クロロは手を止めた。

そのままじっとレオリオを眺める。


目線の行先に困ったレオリオは固く目を閉じた。

まさか、ヒソカ以外の男に抱かれることになるとは予想もしなかったからだ。







不意に、暖かく柔らかいものがレオリオの口を塞いだ。



「んっ……」



突然の感触に目を見開くと、
クロロが眼前に迫り、
レオリオにキスをしていた。

触れた唇の感覚に戸惑い、思わず口を開いてしまった。


これ見よがしに一気に口内を攻め立てるクロロ。
逃げようとしたレオリオの顎をがっちり掴むと深く繋がるように
頭を自分の方へに寄せて離さない。

舌を強く吸うと、


「んンっ…!」


と苦しそうにレオリオから声が漏れる。
そのまま深いキスを続けた。







息苦しさか、その他の理由でか…
レオリオの顔が紅く染まる。

レオリオは与えられるキスに従順になり、
貪るようにお互い噛みつくようなキスをした。


やっと唇を離すと、レオリオから残念そうな

「あっ…」

と声が聞こえ、クロロは背筋が痺れる。
何とも上手に誘うことか…焦ってしまわぬようにクロロは
分らないように一呼吸おくと、
レオリオの首筋に舌をおろす。
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