壊レ掛ケノvivaceヲ君へ・・・
□序章
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さぁ、私と契約して?
貴女が望む物全てをあげる・・・
でもその代わり、貴女が私を利用するように私も貴女を利用するわ
覚悟が出来たなら
その扉を開けていらっしゃい・・・
そう、良い子ね
じゃあ、その契約書(紙)に貴女が望む欲しい物を書いてちょうだい・・・
完了・・・ね
さぁ、地獄のような悲劇の幕開けね
ヒロインは貴女・・・
私は影の仕掛け人
一ミリの失敗だって許されない
全て完璧に演じてあげる
だから
ヘマなんてして感付かれないでちょうだいね?
その時は貴女、どうなるか覚悟は出来てるの?
『あ〜ら・・・ちゃんと最後まで見たのかしら?アノ娘・・・』
〜この契約を破棄、又はこなせなかった場合は契約者とそれに関わった人物、物、記録、全てをこの世から抹消する〜
『見てる訳ない・・・か』
読める訳ないものね・・・アノ娘に・・・
だってコレ
死ぬ覚悟がない人間には見えないようになってるから・・・ね
まぁ、いいわ
とにかくこの悲劇(物語)は始まったのだから・・・