*



過去Topの文とか絵とか放置。



 
◆* 

甘い絶望の深淵に僕等はいた

「其れでも私は幸せだった」

死する君が最期に残した言葉
不条理が罷り通る此の世界が
何時迄経っても変わらぬなら

明日を望む事すら赦されない
其れが世界を壊す事への代償
君が呉れた、最後の存在理由

2010/09/03(Fri) 16:10 

◆* 

蕭条する現場、唱導する原状
何時まで在れば回帰は訪れる

(嗚呼、早く貴方の元へ   
  愛と云う名の終焉を我に)

2010/06/22(Tue) 07:16 

◆* 

留め無く降り注ぐ此は贖罪雨
硝子の様に輝く其に触れれば
奈落の底への招待状を相賜う
蜘蛛糸に縋る様は惨め哀れ誘
天地境目は一体何処に所在を
死来に及んで込み上げる感情
総てが灰燼に帰すのは何時だ

  咎 無 く て 死 す  

蝶は空を舞い、月に焦がれる

――――――――――――
頭文字を縦に読むと
『とがなくてしす』になります

2010/04/29(Thu) 14:39 

◆* 

 
此の世界は何時まで徒な破壊
と再生を繰り返すのだろうか
問い掛けてみたところでまた
真実が轟音を響かせて崩壊す
る。全てを喪って、世界が終
焉を告げても、歪んだ螺旋は
其れでもゆっくりと先へ進む
愛しい記憶に一時でも想いを
寄せるのは果たして堕落か否
 

2010/03/28(Sun) 23:38 

◆* 

 
開放された魂は明日を失い
代わりに恍惚の消滅を得た

( 嗚呼 、空 が嗤 ってい る )

頬を伝い墜ちたのは雨か涙か
 

2010/03/28(Sun) 23:38 

◆* 

 
全ての存在は罪を背負わされている

最後に祈った、全て赦されることを
 

2010/03/28(Sun) 23:38 

◆* 

 
千切れる程繋いだ指にすら痕を残さず

( 君は 逝 って しま っ た のか )
 

2010/03/28(Sun) 23:38 

◆* 

 
この世の大きな矛盾の上で

真白に脱色された僕等の想いは

哀しく響く恋唄と共に波間を漂い

行き先を喪った空想の月 遥か深淵

頽廃したこの感情は連鎖し連なり

忘却の果て すべては零へ



(そう、全ては輪廻する運命)
 


2010/03/28(Sun) 23:36 

◆* 

 
裁き、月に寄す

永遠に唯一つ、哀れな者に罪を

花が散った

丁度 星が流れるように

涙と共に
 

2010/03/28(Sun) 23:33 

←前の10件
[TOPへ]
[カスタマイズ]



©フォレストページ