アクエリオン短編
□食事
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「ねぇ、つぐみ」
「はい、なんですか?」
「アポロって…なんであんなもの食べれるのかしら」
「さぁ…気になるなら本人に訊いてみたらどうです?でも確かに、アポロくんってよく食べますよね;;」
今私は、つぐみとアポロの食についての話をしている。
「そうなのよっ!カエルとか…トカゲとかネズミとか………ぅぇ、気持ち悪…」
話している途中、アポロがカエルやネズミを食べているところを想像したら吐き気を覚えたので口を押さえる。
「だ、大丈夫ですかっ!?シルヴィアさんっ!」
「ぅ…うん、ちょっと…トイレ…」
なんか本当に戻しそうだったらかトイレまでダッシュ。
用を済ませてトイレからでると、アポロが居た。
「あ…ぽろ」
「おぅ、なんだボケ姫、食いすぎて吐いたのか?」
…図星。なんでわかるのよ。コイツ勘鋭すぎ。
「ちょっとね…」
そういえば、さっきつぐみは、そんなに知りたいなら本人に訊けばいいって言ってたわよね…。訊いてみようかしら。
「ねぇアポロ。訊きたいことがあるの」
「あ?なんだよ」
「なんで、アポロはカエルとかネズミとか食べれるの?私なんか考えただけで気持ち悪ぃ…」
その質問に、アポロは間髪容れずに答える。
その答えは意外なものだった。
「そんなの、食えるからに決まってるじゃねぇか」