置き詩



聞かせて キミの声

キミのココロ



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10/12(Tue) 14:34
光りの軌跡
洗濯機モナ

ながれぼし
まるで
振り絞ったような
光りの軌跡
最後は
跡形もなく
消える


HP
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SH700iS
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06/09(Wed) 20:45
愛する人へ
楕円

勘違いしないでくれますか
その籠はあなたの為にあるのではない

嘘を信じないでくれますか
その自惚れ鏡を砕きなさい

壊さないでくれますか
でしたら誓いましょう

逃げないでくれますか
この足はあなたを追いかけず

期待を裏切らないでくれますか
この両手はあなたを苦しめず


幸せにならないでください
その羽を自らむしり取らぬように

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812SH
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04/14(Wed) 00:45
神へのお仕置き


どうして好きな人と
いらせてくれない

ただそれだけを
望むのに

どうしてそれを
聞き入れない

きっと神様は僕達の
泣く姿が見たいんだ


なんて残虐で歪んだお方


きっと他人の痛みを
知らない故だね


なら僕が教えてあげる


貴方が枯らした僕の泉を

貴方の涙で埋めてもらおう


貴方の大切なお方を
僕が目の前で壊してあげるから

だから我慢せずに
泣き喚いてね


いつか僕が晒したように…。


HP
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940SH
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03/29(Mon) 21:22
飾名

嘘を吐きたいわけじゃない
君を騙したいわけじゃない

本当は喜ばせたいの
本当は楽しませたいの

それでも嘘は口から吐き出され
君を悲しませてしまう
私の悲しみなどとうに消え去り
君への罪悪感で目は潰れた

わたしは嘘吐きなのでしょうか

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812SH
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02/04(Thu) 23:19
セピア

ひかりがすき
 
白昼夢をみた後に
癒してくれるきいろしろ
 
おやつにはドーナッツをたべましょう
 
そこに並べられるは
五つのかっぷ
 
「お人形さん、ハーブティーなら飲むかしら?」
「そう、これがいいのね」
 
かっぷにうつる大きな空
 
紅茶を片手に
ドーナッツをたべましょう?


HP
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N903i
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01/23(Sat) 18:50
飾名

鏡を見る。
顔を顰める。

「あんたなんか、嫌いだよ。」

すると鏡が許可無く笑う。

「あんたなんかに、好かれたくないよ。」

同族嫌悪の表裏一体

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812SH
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12/27(Sun) 03:55
何も無い…
洗濯機モナ

可能な限り簡素に飾り
可能な限り質素に食し
可能な限り単純に暮らす
葉っぱの香りの傍にて
土の匂いを嗅ぎながら
マイナスイオンに包まれる
何も無い喜び


HP
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SH700iS
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11/04(Wed) 03:56
(no title)
ゆきひら


もえてゆく
破片を散りばめて
消えてゆく先は
くらやみのなか


.


HP
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W53CA
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10/18(Sun) 23:04
不安な気持ちを抱えて
早凪

私は本当に愛されているのだろうか

私などその場にいるだけの存在なのだろうか

いくら愛し合っても
『愛してる』という言葉を重ねても

不安になるこの気持ち

貴方に愛されて幸せのはずなのに

不安な気持ちに包まれる私の心

貴方に迷惑をかけてばかりで
まっすぐ貴方の顔を見ることができない

優しい貴方…
私の愛しい人

できることなら今すぐに
貴方の元へ行きたい

我が儘なのは分かってるのに

でも、側にいてほしい
抱き締めてほしい

自分の気持ちを素直に言えたらどんなに嬉しいんだ

でも、素直に言えない自分が私は嫌い…

『独り』になりたい…
でも、『独り』は怖い…

独りで泣いていると

私以外、誰もいないんじゃないのか

暗い闇の中で
怖くて泣いている子供のようように

怖くて、震えていた

『貴方』という想い人がいるのに

いつも不安で
泣きそうで

だんだん、自分が弱くなっていく

弱く、脆くなっていく

誰かに甘えたくて
縋り付くかのように泣きたくて

でも…

本当に甘えていいのだろうか
貴方に迷惑をかけてしまうんじゃないだろうか

そんな気持ちを抱えながらずっと耐えてきた

そんな私に貴方は
優しく話を聞いてくれた

優しい貴方…

なのに、貴方が辛くて苦しい時

ただ、話を聞くことしかできない私
『大丈夫?』としか言えない私

貴方の側にいれない自分に腹が立つ

でも、そんな私に
貴方は優しい言葉をくれる

愛しい貴方
貴方と二人で幸せになりたい

私の心と躯は貴方の物…

貴方になら
この生命(いのち)捧げてもいい

貴方のためなら
喜んで『死』を選びましょう

もう貴方以外なにもいらない

すべては
愛しい貴方のために…


HP
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N03A
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09/29(Tue) 19:35
椎野


底まで青い海みたいに
透き通った歌声で
悲しい瞳をした少女は
静かに静かに歌っていた

色とりどりの貝を並べて
さらさら砂は崩れるが
美しい金色の髪を持つ少女は
砂上の城を築いていた

冷たい海の水に足を浸し
果て無き果てを目指しながら
母なる海を愛する少女は
微笑みを浮かべ歩いていた


少女の名は人魚姫
悲しい恋の主人公である

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812SH
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