復の心
□俺様のペット
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俺は珍しく外にいた。
それもこれも、あのカマ野郎…もといルッスーリアを始め、カス共が誕生日パーティーをすると言いながら、俺の部屋に装飾を始めたからだ。
問答無用で屋敷の大半を焼き払い、アイツらといるよりは、外の方がまだ幾分かマシだと思い、外に出た。
ふと気配を感じ、上を見上げるとボトリと何かが落ちて来た。
見ると、猫耳を生やしたクソ女が地面に寝そべっていた。
『おい。クソ女、俺様の道を阻むとはいい度胸じゃねぇか。』
死ぬ気の炎を灯すと、クソ女は地面から顔をあげ、こちらへと視線を向けた。
『あ!!つかぬことをお聞きしますが、ここらへんにXANXUSって人いませんか?』
『あぁ゛!?』
『いやね?実はその人にちょっとした野暮用が…』
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