読み物1
□鏡花水月
1ページ/1ページ
華が欲しい・・・。
草華でも木に咲いた華でも、大きくても小さくてもいい・・・華が欲しい・・・。
理由なんて無い。でも私は華を持ってなきゃいけないんだ・・・!
彼女は知らない。彼女の歩いた後には踏み潰された花がある事を。
彼女は忘れていた。本当に欲しいものは華ではなく花だった事を。
・〜・〜・〜・〜・〜・〜
振り向けば後悔。非日常の幸せを追いすぎて日常の幸せを殺してしまった。
「花」なら自分でも育てられたのに・・・。
。
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ