書架
□うたた寝
1ページ/4ページ
眠りに就く前、この少しだけ空いた距離が淋しいなぁ、なんて思いながらまぶたを閉じた。
ふと、目を覚ます。
まだ暗い。もう少し寝ていられるかな。
そんな事を考えるのと同時に、寝呆け眼に写りこむ茶色。
それは
あなたの柔らかな髪の毛。
認識して、気付く。
眠る前に感じた淋しさは、寝ている間に埋められていた。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ