Poem
□止める
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なんで止められなかった
別れの言葉を告げられ
お前が走って行ったとき
なんで止めなかったんだ
俺がこの手でお前を止めてれば
あぁ
俺は怖いんだ
お前が離れていく理由が
俺だったらと考える
もし本当に俺が理由だったら
これからも気まずいままなんだろう
でも
今のままでは
モヤモヤは晴れることなく
俺の心の中で一生渦巻いているだろう
でも
やっぱり
理由が俺だったらと考えるのが怖くて
聞くことなんてできない
俺は
やっぱりただの弱虫なんだな
心の中で自分を追い込んで
狭い世界観
俺は
世界への視野が狭いのかもしれない
.