まだ諦めたくないから
□大学への夢と現実
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大学はとても自由だった
ここで四年我慢すればこの家を離れられる
おっ!! そう言えば大学生と言えば合コン!?飲み会!?
女の子だぁい好きな自分としては楽しみでしょうがなかった
大学に入るとサークルの勧誘が物凄かった
まるでアイドルになったような気分で気分は良かった
格闘技大好きな自分は空手サークルに入った
そこは練習は辛いけど飲み会や遊びもあり 特に主将と仲が良く楽しかった
びっくりするくらい優しい主将 顔は間違なく可愛くないのだが 何故か可愛い副主将(女の子)
スポーツ万能だがカラオケが苦手なN先輩
でっかくて筋肉質で顔が怖くて… でも面白いし優しいK先輩
厳しくも優しい部活は充実していた…
一年が過ぎ、夏合宿の季節になった
内の部活は合宿時に級審査をうけ昇級できるのだが自分は持病のてんかんの関係で行けていなかった
そんなある日
母:『もう部活辞めたら?』
俺は周りが昇級していくのに自分は新入生とずっと一緒というのが嫌で一時の迷いに惑わされ辞めてしまった
それがいけなかった