□48話目
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『フゥ太さん、おはようございます』

「おはよう、由衣ちゃん」


由衣がボンゴレに帰った翌朝、ミルフィオーレに行く前と全く変わらない様子で朝食の準備をしていた


「ああ由衣っ!!やっと帰って来たんですね!!」

『おはようございます、骸さん』

「クフフ…おはようござい「骸様、邪魔」

「ゲフゥッ」


全部言い終わる前に千種がヘッジホッグで骸を攻撃する。
由衣は三日ぶりの光景に少し口元を緩めた

「由衣、おはよ」

「おはようだびょん!今日もうまそー♪」

『おはようございます。お席へどうぞ……骸さんも…動けたら、お席へ…』

「うぅ…由衣がキスしてくれたら動け「二度と動けないようにしてあげようか?」

骸の後頭部を思い切り蹴りつけた雲雀が、由衣に朝の挨拶をする。
結局骸は千種と犬に引きずられながら席についた。
その後も続々と集まるファミリーの皆に挨拶をして、由衣も自分の席につき朝食を食べ始めた


「なんかたったの三日なのに、すごい時間が経った気がするね」

「うむ。それだけ由衣が俺達に取って重要という事だな!!」
 
極限にな!!と言ってガハハと笑う了平に皆が頷く。
由衣はそれを眺めながら、本来ここに居るべきではない自分の身の振り方を考えた


(……これ以上…入れ込む訳にはいかないなぁ…)

「? 由衣ちゃん、どうかした?」

『あ、いえ…本当に三日だけなのに久しぶりだなぁって…』

ふふっ、と笑うと皆が笑顔になった


 
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