□29話目
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その日はルッスーリアとお洒落の話しをしたり、ベルとマーモンにナイフ&幻覚ショー(?)を見せて貰ったり、スクアーロと剣について話したり、ザンザスに銃の手入れを教えて貰ったりして1日が過ぎた。
ちなみにレヴィとは、彼が用意した服(セーラー服、ゴスロリetc...)で撮影会などをした

「う"お"ぉい!!由衣に何させてやがんだぁ!!」
バキッ
「ぅあごぶぇっ!!!!」



「由衣〜…って、あれ?寝てんじゃん」

『…スー……』

久しぶりにヴァリアーメンバーと会った喜びでずっとはしゃいでいた由衣も、レヴィをボコボコにしようとするスクアーロを止めるので疲れ果てて寝てしまった

「ム、寝ちゃったのかい?」

「ちぇ、せっかく大貧民やろうと思ってトランプ出したのに」

「まあいいじゃないか。トランプなら明日やれば」

「ん。ししっ、それにしても何この服。お姫様?」

 
レヴィに渡された甘ロリ系のドレスのまま天蓋つきのベッドに横たわる姿はまさに眠り姫


「……いー事思いついた♪」

ゴソゴソ カシャッ

「…何してるんだい?ベル」

「写メ。ボンゴレにでも送ってやろうと思ってさー」

そう言ってカチカチと携帯を弄る

「あんまり遊ぶとツナ怒るよ?」

「別にいーし。だって俺王子だもん。……と、反応早っ!もう返事きた」

「なんだって?」

「うししっ…次はムービー寄越せってさ」

「……次は有料にしなよ」



翌日

ヴァリアー邸の門の前に運転手つきの車が停まっている


『お世話になりました』

「ちぇ、もっと居ればいいのに」
「ベルちゃん、我が儘言わないのっ!またいつでもいらっしゃいっvV」
「ガキ共によろしくなぁ!!」
「ま…また…撮影か「そのうちそっち遊び行くからね」
「……また来い」

『はい。ありがとうございました。じゃあさようなら』


そう言って手を振ると迎えの車に乗りボンゴレ本邸に向かった


ツヅク
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