小説

□Reunion in a Dream
1ページ/5ページ




…蒼い君の夢を見たよ…―――












『サトシ!』




懐かしい声に呼ばれた気がした。
ふと気付くと、そこには君の姿。

「!…ルカリオ…。」



会いたかった。

でもそれは、永遠に叶わないと思っていた。



『久し振りだな。元気だったか?』
「ああ、勿論!」
『そうか…それは良かった。』
「でも…何でお前がここにいるんだ…?」
『…ここが、お前の夢の中だからだろう。』
「夢…!?」

…信じられない。
君の表情、鋭い目の動き、毛の1本1本すら、こんなにも鮮明に見えるのに。

…でも……。



「う〜ん、ちょっと信じられないけど…。まぁ良いか!こうしてお前に会えた訳だし。」
『ああ。』


次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ