小説
□Reunion in a Dream
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…蒼い君の夢を見たよ…―――
『サトシ!』
懐かしい声に呼ばれた気がした。
ふと気付くと、そこには君の姿。
「!…ルカリオ…。」
会いたかった。
でもそれは、永遠に叶わないと思っていた。
『久し振りだな。元気だったか?』
「ああ、勿論!」
『そうか…それは良かった。』
「でも…何でお前がここにいるんだ…?」
『…ここが、お前の夢の中だからだろう。』
「夢…!?」
…信じられない。
君の表情、鋭い目の動き、毛の1本1本すら、こんなにも鮮明に見えるのに。
…でも……。
「う〜ん、ちょっと信じられないけど…。まぁ良いか!こうしてお前に会えた訳だし。」
『ああ。』