大魔法図書館 蒼穹の間

□東方風神録 失われし信仰
1ページ/5ページ

博麗神社

「鬱だわ…」
今日も参拝客はいない。

「なんで一人も来ないのよ〜」
巫女の博麗霊夢も
信仰していない。する気がない

「よっぽど知名度の低い
神様なのね。悪霊かも?」

「そいつは私の師匠に失礼だぜ?」
「魔理沙…!師匠って誰よ?」
いつの間にか来ていた魔理沙に
霊夢は訊く。

「魅魔様、此処に封印されているんだ。」
「魅魔…?誰だっけ。」
「忘れたのか?ほら、『封魔録』の時の…。」
霊夢は記憶の迷宮を探索する
思い出す、一人の人物

「あぁ、ラスボスの!」
「そう、私の初登場作品でも
あるぜ。」

「確かあんた、
あの時女口調だったような…」
「…!!!!!」
魔理沙の顔が赤くなる

「なっ…!なな、何のことだ?うふ、うふふふふ…」
「あっ、壊れた。」

「うふふ…。で、何故信仰を
気にしてるのかしら〜?」
壊れたまま、魔理沙は訊く

「あの早苗って巫女に言われたのよ、『このままだと、幻想郷は力をなくす。』って。」

「早苗…、あの星巫女のことね?」

最近幻想郷に神社ごと
引っ越してきた神様の巫女。
その人物が早苗である

「ん〜…どうすればいいの?」
「さぁ?早苗に訊いたら?」

「それもそうね、じゃあ行ってくるわ」

「あ、そうだ、魔理沙」
「何かしら?」
せの刹那、魔理沙の頭に
仰角30°くらいのチョップが、
叩き込まれる

「はら〜…」
倒れる魔理沙

「応急処置、完了!」
霊夢は神社を後にした
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ