大魔法図書館 蒼穹の間

□東方魔界伝 Little Sorcerer
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アリス達は紅魔館へ
向かっていた

事の発端は数日前、魔理沙達が
訪ねてきたのが始まりだ。

「魔理沙の偽物・・・何が目的
なの?」
アリスは舌打ちする。
(もう一人の私のことも
気になるし…)

「何がどうなってるのよ…!」
霊夢は困惑しているようだ。
「それをパチュリーに
聞くために行くんだろう?」
魔理沙は答える。

「さ、着いたわよ。」
三人は屋敷へと進んでいく。



此処は紅魔館内、大魔法図書館
「パチュリー、
聞きたいことがあるの。」
「分かってるわ。
貴女の偽物が何者なのか、
知りたいのでしょう?」

霊夢の問いに、パチュリーは
即答する。

「そうだ。教えてくれ、
あいつは誰なんだ!?」
「魔界からの使者。」
パチュリーは淡々と答える。

「魔界・・・?どこかで、
聞いたことがある気がするわ」
「私もだ。」
魔理沙は頷いた。

「魔界…幻想郷とは別の世界」
そう答えたのはアリスだ。

「そう、そして今、二つの
世界の境界が歪んでいる。」
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