今思ったこと。
ヲタ☆ライフを満喫しているが故です
暖かく見守ってください(笑)


◆no title 

仕事から疲れて帰ってきたマスターは、俺に抱きつきそのまま床で寝てしまった。

本当だったら、このままマスターを抱きしめて、寝てしまうのが正解だと思う。

気持ちよさそうに眠るマスターを揺り起こしながら、ぼんやりと考える。

「あと少しー」


って、ギュッて抱きつマスターが可愛かった。
俺だって、このままがいい。

だけど、俺は熱を持たないから。
互いの暖かさで暖める合うことが出来ない。
きっと、マスターから熱を奪ってしまう。


起こすために触れたマスターの肩や腕は、とても暖かかった。

2010/02/16(Tue) 07:31 

◆no title 

マスターのいない部屋はこんなに寒いんだ。
寒さなんて感じるはずのない僕だけど。


時刻は、10時を回った。
残業なんだろうな、ってボンヤリテレビをみる。

たまにむしょうに悲しくなるんだ。
マスターが僕のこといらなくなったらどうしようとか
僕がここに存在していること自体が本当は夢なんじゃないかとか。

ここに来て、教えてもらった。
感情も笑顔も涙も。


テレビでは、バレンタインの特集ばかり。
僕もマスターにチョコあげたかったななんて今更。

意味なんてないのに、涙が出ている。
僕も人間に近付いてるのかな?
それとも、僕が人間じゃないから涙が出てるのかな?


「はぴばーすでーとぅーゆー」


きき覚えのある声が奏でるメロディー


「はぴばーすでーとぅーゆー」


その声はどんどん近付く


「はぴばーすでーでぃあ、かいとー」


近付く声は目の前で僕の名を呼ぶ


「はぴばーすでーとぅーゆー。おめでとう!」


マスターが優しい表情の後に、俺音痴だから恥ずかしかったんだぜって照れ笑いをした。


「マスター…」

「ほら、チョコアイスとコレ。開けて」


渡された包みを開くと、青のマフラー。


「お前がいつでも身につけれるものをあげたかったからさ」


マスターが、照れくさそうに頭をかいた。
マスターは、雑でぶっきらぼうで口も悪いけど。
僕のただ一人のマスターで
ただ一人の大好きな人だ


「ありがとう…ございます」

「何泣いてんだ、本当」


そういって、隣に座ったマスターは、僕を抱きしめてくれた。



僕は、僕のままでいいのかもしれない。

2010/02/15(Mon) 03:24 

◆no title 

私は、ショタに萌えてるわけではない。
ショタなゲロりんに萌えてるのである。

2010/01/28(Thu) 16:05 

◆我が儘だったり意地っぱりなのが可愛いんだ。 

「栄口何て知らない!」

部屋の隅で、腕を組んで背を向けている水谷を見てやれやれなんて小さな子どもに抱くような感情がわいた。


事を辿れば、三日前の事である。
一緒に行った初詣の帰り道、水谷へ誕生日について俺が言った言葉から始まった。
俺との初めての誕生日が余程楽しみらしい水谷は、俺に手作りケーキを要求した。


「あのね、生クリームたっぷりの苺がのったやつ!大好物なんだよー。あ、今の大切なとこだよっ!メモメモ!」


なんて、物凄いテンションで言われたわけである。
ケーキなんて作ったことないし、道具もないわけだから、俺はクッキー(生クリーム付き)を作ることにした。
きっと水谷喜ぶぞなんて思いながら、本を買って、二回の練習も重ねた。


そして、今日。
水谷の誕生日の翌日であり、水谷の誕生日祝のために水谷が家に遊びに来ることになっていた。

部屋に入り、俺がこれ以上にない笑顔でクッキーを出したところまでは良かった。
水谷は、すごく喜んでくれて作った甲斐があったなんて思う程だった。

だけど、水谷は袋からクッキーを出して此方を向いたかと思えばクッキーを俺に差し出し言った。


「食べさせて?」


それは、いつもの締まりのない笑顔だったんだけど、いつもよりかっこよく見えた気がして俺は恥ずかしさから全力で拒否した。
そこから、わーわーとなり今に至るわけである。


「もう食べちゃおう。」


クッキーを一枚生クリームをたっぷりつけて頬張る。
我ながらいい出来だ。


「美味しいー。早くしないと生クリームなくなっちゃうよー」

「生クリームで騙そうとしたって無駄だよ!」


作戦は虚しく失敗
俺は、二枚目のクッキーへ手を伸ばし、一枚目以上にたっぷり生クリームをつけ頬張る。
水谷は、たっぷりと生クリームをつける俺を見ては動揺し、頬張る俺を見ては羨ましそうな顔をした。

わかりやすくて面白いなーなんて観察をしながら、生クリームの減りを訴えた。


俺がクッキーを四枚たいらげ、生クリームが半分以下に減ってしまった頃、俺は何故水谷の為に作ったクッキーを自分で食さなければならないのか疑問を抱き、同時に腹が立ってきた。


「水谷の意地っぱり!わからずや!もうクッキーやんないからね!」


俺はそれを言い皿をキッチンへと下げるそぶりを見せた。


泣きそうな顔をした水谷は一瞬此方に向き直り、子どもがだっこをせがむように手を広げ、ごめんなさいと言いかけたのだが、我に返ったようにまた背を向けた。

そんな水谷が可愛らしくて、なんだか俺が意地悪をしているような錯覚になった。


「ごめんね、水谷。意地悪なこと言って」

水谷の元へ行き、頭を撫でると泣きながら水谷が抱きついてきた。


「ごめんなさいー一生懸命つくってくれたのにー。作ってくれて、ありがとうー」

「いいよ。生クリームもう一回つくるからね?」


俺の言葉にコクリと頷き、立ち上がった俺の裾を掴んで、俺も手伝うと言う水谷の可愛さと今日は特別な日だってことを考え、部屋に戻ったら、クッキーを食べさせてあげる決意をした。








こんな子いたら、可愛いって妄想から。
最初、準太と慎吾さんにさせようとしたんだけど準太には無理ということで却下となりましたw
それだけが書きたいがための文なので、粗くてごめんなさい。
心理描写のなさに驚き
\(^o^)/

2010/01/05(Tue) 18:00 

◆no title 

「明けましておめでとう」

「おめでとうー」


皆こればっか。
今日がなんの日か絶対忘れてる!

でも、この前栄口と初詣行った時に言ってくれたんだ。


「もう一つのおめでとうは、ちゃんと当日にね。」


クックッって笑いながら、忘れてないからね。って。

だから、いいんだ。
その人からの「おめでとう」があれば。

2010/01/04(Mon) 10:52 

◆no title 

水谷おめーとーっ!!
米ー!!

2010/01/04(Mon) 10:48 

◆年末なのに 水谷×栄口 

今年は、雪が降ってない。
近くの神社までの道、待っているはずの君。


「あれ?まだ来てない。」


吐けば白くなる息と無意識に一緒に出してしまった言葉
何に対しても真面目で遅刻なんてしたことのない君なのに。
時計を見れば、約束の時間ぴったりだった。
新着メールはなし。

5分程待った頃にきた電話


「あ、水谷?あのさ、もうお前に付き合いきれない。」


それだけ言われて、電話は切れた。

意味がわからなくて、涙が流れた。
人目を気にする余裕もなくて、たまに通る人は不審な目で俺を見た。
声をかけてくれる人なんていなくて、また悲しくなった。


「うわっ!水谷!?」


聞き慣れた声。
聞こえるはずのない声は真後ろからして、更に近付く。
顔をあげると君がいた。


「あれ?信じちゃったの?」


クックッと声を殺して笑う君のいつものしぐさに、俺は笑いながら泣いた。


「流石の水谷も信じないと思ったのに。」


俺を見て、本格的に笑い始めた君を見て俺は怒ったふりをした。


「ごめん、ごめん。そんなことないからね?」


優しい顔、優しい声、暖かい手、全部が愛しかった。


「今年も一年ありがとう。来年もよろしくね。」


最高の笑顔で言ってくれた事に安堵を覚えて、気付いたらまた泣いていた。


「栄口、本当好き!!」

「うん、知ってる」


笑って頭を撫でながら言ってくれた。
今年は沢山ありがとう。
来年も沢山よろしくね?












「それにしたって、水谷の泣き顔ったら。」

神社の境内に入って、人の流れに沿って歩いていた時、栄口は思い出し笑いをした。
それは、それは意地の悪い顔
だけど、幼い栄口を見れるから俺の大好きな顔。

2010/01/02(Sat) 04:47 

◆no title 

「慎吾さん、今年も明日で終わりって知ってました?」

「え?馬鹿にしてんの?」


ベッドにもたれかかって、漫画を読んでいた俺にぼーっとテレビをみていたはずの準太が話しかけてきた。
が、内容が完全に馬鹿にしてる。

視線を漫画から準太に向けると、無垢を装った笑顔をよこした。


「んなわけないでしょ。」


それだけ言って、準太はまたテレビに集中した。
なんだよ、と準太とテレビを眺めながら考えて、謎がとけると同時に笑いがもれた。


「なるほどね」


くっくと笑う俺の方を向いた準太の顔は真っ赤で更に笑いが出た。


「なんですか」

「なんですかって?」


漫画を置いて、準太の元へいく。
準太は、こっちくんな!とかなんとか騒いでいて、それがまた可愛くて仕方ない。


「わりぃー。今年も一年ありがとな。来年も、よろしく。」


準太の頭を撫でて言えば、真っ赤な顔をそらして、準太がコクリと頷いた。



明日は会えないから、今年会うのは今日が最後。


「言葉にして?」


真っ赤な準太は更に赤くなり、こちらを向いて一言だけ。


「好きです。」


色々ズルイと思って、抑えきれなくなりそうな感情を殺すために準太を抱きしめた。


テレビにうつったカップルが、互いに感謝の気持を伝えあっている声だけが響いた。

2009/12/30(Wed) 23:31 

◆no title 

「ねぇ、知ってた?」

いつもの怪しい笑顔と共に現れた友人は、何故かこそこそと回りを気にしていた。


「なんだよ。どうせ、しょうもねーことだろ。」


特に気にもせず、着替を続けていた俺を気にもしない様子で友人は、俺の耳元に近付く。


「迅のタイプ、垂れ目で、気だるそうな雰囲気纏った人なんだって。」

「は?」

「ちょっ、先輩!!」


真っ赤になった迅が俺と山ちゃんの間に割り入り、山ちゃんを俺から遠ざける。

山ちゃんは、とても楽しそうに迅を眺める。


「あれれー?俺はただ慎吾に迅のタイプを言っただけだよ?それなのに、なーにを慌ててるのかな?」


何も言えずに泣きそうな後輩を哀れに思った。


「おいおい。それくらいにしてやれよ。迅は、山ちゃんのこと信用してタイプを言ったんだろ。なのに、俺に言ったから慌てただけだよ。な?」


迅の頭を撫で、山ちゃんに攻撃をした。


「…慎吾、さいてー。」


それだけを残し、去る山ちゃんと怒った顔して近付いてくる利央。


「慎吾さん!それ本気で言ってんの!?そんな迅が、山さんは信用してて、慎吾さんのことは信用してないみたいな言い方!」

行こう!と迅の手を引き、迅を連れて行く怒りを露にした利央と振り返り様に、涙を溢した迅。



俺は、とりあえず悪いことをしたのだろうと思い謝りに二人を追った。

2009/12/14(Mon) 03:03 

出会ってしまった意味 3―開始 



準太が本当に、死んでいるということは、その日の夜にはわかった。
普通に、家の中を歩く準太に誰も気付かなかった。
「怖い」とは、全く思わなかった。

家族におやすみと言った後に、準太ときちんとした話し合いを始めた。

俺が、手助けをさせてくれと告げた後、準太は子どものように泣いてありがとうと言った。
俺は、二度三度頭を撫で、部屋を出た。
次に見た時には、家中をあちらこちら歩いていた。


「とりあえず、探してる人物の特徴は?」

「えーっと、女の子。とにかく、大切な子だった。だけど、違う世界の生き物だからか、記憶がほとんど残っていない。自分の名前、家族の暖かい感じ、友達との楽しかった感じ、そして、その子の柔らかい感じだけ覚えてる。」


それは、また曖昧な情報だな、と俺は頭を掻いた。


「もっと身体的特徴はねーのか?」


んー、やら、えーやら思い出しているようだったが、目の下にほくろがあった気がする。なんて、言われた。


「まぁ、これからも俺と外歩いて、それっぽい子いたり、なんか思い出したら、言って。」


これは、長期戦だと覚悟した。



2009/12/14(Mon) 02:21 

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