今思ったこと。
ヲタ☆ライフを満喫しているが故です
暖かく見守ってください(笑)


◆気付かない。タイミング 

電話の着信が鳴る。
サブ画面には、準太の文字

何かあったのかと、つい数十分前に別れた後輩の顔を浮かべた。


「どうした?」

「あ、慎吾さん?あの、ダメでした」

「そっか…」


薄々気付いていた。
きっとこのことだって。


「だけど、すごく俺ららしい会話が出来たし、後悔はないです。これからも、いい友達としてやっていけそうです。」


そんな無理に明るく話すなよ。


「そうそう。素直になれって言われちまいました。」


くっくって笑う準太の声が何故か響いて、耐えられなかった。


「今度、どっか行きません?…飯とか」

「おー、そうだな!」


急に素に戻って、そんな事言うなよ


「奢ってやるよ」

「まじっすか!あざーっす」


いつもの声音
いつものノリ



なんでだ
なんで、こんなに息苦しくなるんだよ。

2009/12/09(Wed) 07:31 

◆no title 

「カイトー?」

何時もだったら、俺が玄関の扉を開ける音と共に走ってやってくるのに。
この日は、足音ひとつしない。

何時もとの違いに心配になり、早足でリビングに向かうと、テレビに釘付けになっているカイトがいた。

「ただいま。なんだ、何みてんだ?」

俺の問掛けに、

「マスター…、外はこんなことになってるんですか?」

なんてつじつまの合わない返事をかえすカイトの視線の先には、クリスマスシーズンといえばのイルミネーションの特集がされていた。


「あぁ、イルミネーションか。そうだな。二、三日前からなってるな。」

「そうなんですか…」

視線は、テレビに向かったままのカイトを見て、そういえばカイトは外に行ったことなかったな、なんて今更なことに気付く。


「見に、行くか?」

「えっ!?」


目を輝かせて、こちらを向いたくせに、すぐに視線を泳がせる


「マスター、明日も仕事ですよね?」


行きたいと書かれた顔で言う言葉はそれかよと、苦笑がもれた。


「行きたいんだろ?行くぞ。」


頭を撫でて、玄関に向かうとカイトは「はいっ!」と元気な返事をした。


おでかけ、おでかけと鼻唄をうたうカイトが堪らなくて、溢れそうになる感情を押し込めた。

2009/12/07(Mon) 08:36 

◆no title 

あー
やっちゃう?
やっちゃう?

ボカロ部屋…

2009/12/07(Mon) 06:58 

◆no title 

カイトが好きです
でも
アカイトの方も
めーっちゃ好きです


ごめん
気が動転したんだ。
だってだって!
アカイトが可愛いんだもの…!

2009/12/07(Mon) 06:22 

◆no title 

兄さん、俺だ!!結婚してくれーーーー!

2009/12/04(Fri) 17:39 

出会ってしまった意味 2―始まり 


頷いてしまった俺とこの準太という男は何故か今俺の部屋にいた。

とりあえず、説明をしたいと言われた俺は是非とも説明を頼みたいと言ったのだが、どうしても俺の部屋でなければいけないと言われ、初対面の人物を部屋に連れてきたのだ。
都合のいいことに、家族は留守だった。


「まず、自己紹介から。」


家に入る頃には、声をかけることも躊躇う程の空気を纏っていた準太は、伏し目がちにぽつりと言い、ゆっくりと話し始めた。


「俺は、高瀬準太。高校二年だった。ある人物を探してる。だけど…時間がない。」

「じゃ、その人探しを手伝ってほしいってわけか。」

「そう。」


そこまで言うと黙り込んでしまった。


「おい。なんか、一番大切な事話してないだろ?」


俺の言葉にぴくりと反応した。


「なんだよ。それ言わないと俺はどうしようも出来ない。」


そう言うと顔を上げた準太が覚悟を決めたかのように、少し頷き、口を開いた。


「俺、…もう死んでるんだ。」

「…は?」


やっぱり変な奴だったのかと脳が妙な回転始める。
だが、ちらりと盗み見た準太は真面目な表情をしており、目には少しの水分がたまっていた。


「信じれないよな。俺も信じれない。死んだなんて。」


悲しげな声、自分の手を見る目からは、水分が落ちた。

最初から、ずっとわからない。
なんで、頷いてしまったのかも、今こいつを信じようと思ったのも。
何かが俺を魅了していた。
説明なんて出来ない。



「お前の言ってること信じるよ。俺は、島崎。お前の手助けをさせてくれ。」



2009/12/02(Wed) 17:45 

◆no title 


寒いよ。
たまげたわ!



2009/12/02(Wed) 10:12 

出会ってしまった意味 1―出会い 



君と初めて出会ったのは、もう肌寒くて怪談物が時期外れになった頃だった。



「あのー…大丈夫ですか?」

何度も声をかけるが目覚める様子がない。


部活帰り、ふと、いつもの通学路じゃなくて少し遠回りして帰ろうといつもなら直進する道をその日は、右折した。
その道を10メートルくらい進んだ所に、同じ年くらいの男が壁にもたれて寝ていた。
流石に、ほったらかしには出来ず。

そして、今に至るわけだ。

「あの!風邪引きますよ!?」

俺だって疲れてるし、明日も朝練がある。
少し荒くはなるが、仕方がないと揺さぶった。

「んー」

目を開いたその男は、状況が把握出来てないようで、ぼんやりしているようだ。

「あの、俺行きますよ?」

もう目を覚ましたのだ。
これ以上世話を焼いてやる義理もない。
立ち上がると、男に裾を掴まれた。
何をするんだと文句を言おうと下に視線を落とす


「俺が、みえるのか?」

「は?」


少しヤバイ奴に関わったかと顔をみる。
目が合った途端に、寒気が走る。
綺麗な顔だった。でも、何故か俺は頭が痛くなる程の寒気に襲われた。


「俺が、みえてる」

小さな声でそう呟いたかと思えば、同時に裾を掴む手に力が入っていた


「俺は、準太。」

「いや、あの…」

「お前に協力してもらいたい。」

そう告げた表情は、この世のものとは思えない魅力があり、俺は知らぬ間に頷いていた。



2009/11/30(Mon) 16:45 

準太の突発シリーズ 


「慎吾さん、慎吾さんの運転してる車に乗りたい」


いつも突発的な準太がいつになく突発的な発言をした


「いや、俺これから勉強しないといけないから」

そう
甲子園への夢は終わり、これから受験生として、つまらない日々を送り始めねばならない

正直、授業中は睡眠時間である俺としては、地獄のようだ。


「そうですよね」


準太の顔が、少ししゅんとした


俺は準太のこの顔に弱い
いつもからは、想像のつかない弱気な表情を見ると、どうにもならなくなる。


「あー、受験終わったら、取るからさ。免許。そしたら、ドライブ行こうぜ?」


甘い声音になったことが自分でもわかる。
これは、準太にしかしない声音


「はい!海行きましょう!!」


途端に明るい顔をする
あー、この顔にも弱い


「海か。いいぜ」


ロマンチックだなと、笑いが出る


「車の中だったら、いつでも引っ付けるし、ちゅーだって出来ますね!」


いつものように笑顔でそう言った準太をみて、その日家に帰って受験勉強の前に自動車学校のHPに行ったのは言うまでもない



2009/11/26(Thu) 17:15 

◆no title 


だから、嫌だったんだ。
ただの先輩後輩で良かったはずなのに。

なんで、俺は自分をとめれなかったんだろう。


こんなことになるっかもてことは、少しはわかってたはずなのに。
もう戻れない。
かえれない。

どうしたらいい?



2009/11/26(Thu) 08:27 

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