01/01の日記
11:33
わんっ!☆2
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「今日の晩飯になんか入ってたんじゃねぇのか?」
「バカか、それなら皆、同じ症状が出てるだろう?」
スバルに言われ、それもそうか…とアクロは呟きながら頭を抱えて、犬耳をショボーンと垂れ下げている。
その時、ニコが突然「あっ!」っと声をあげた。
「どうしたんだ?」
スバルが聞くと、
「あの〜アクロさん、まさかとは思いますが…あのテーブルの真ん中においていた花瓶の中の花…食べたり〜なんて、してません…よね?」
と、ニコは苦笑いを浮かべながらアクロに視線を向ける。
するとアクロはあっさりと答えた。
「食ったけど?あれはサラダの代わりかなんかだろ?結構うまかったぜ、今度道ばたで見つけたら食用につんでおかなきゃな。」
「………………」
ニコはそのまま制止した。
「アクロさんっ…あんなにたくさん料理あったのになんでよりにもよって花なんて食べちゃうんですか…?」
「あれって料理じゃねぇの?」
「……花瓶に刺さってる花を料理と勘違いするなんてこの世に一人だ……」
デコもスバルも呆れ顔でため息をついた。
アクロはキョトンとして頭に?を浮かべている。
ピクルスはすでにスバルの肩でキューキューと寝息をたてている。
どうやらアクロの頭によけいなものがさらに増えたくらいのことはどうでもいいらしい。
「アクロさん…あの〜」
そのとき、ニコが先ほどの苦笑いがまだなおらないみたいな顔で、言いにくそうにしている。
「なんだ〜?」
「あの花…わんわん草って言うんです…。」
「え。」
アクロはピシッと固まった。
「香りも見た目もよく、飾るのには良いのですが、食べると……犬になっちゃうんです。」
「ぇえええっ!!!」
アクロはガーンという効果音が聞こえてきそうなほどに叫んだ。
→続く☆
考えればアクロの頭って今大変な状況ですね〜(笑)
また明日更新します☆
☆コメント☆
[ヨーコ] 02-17 00:14 削除
天然さが可愛い♪
[サキ(管理人)] 03-23 04:43 削除
アクロは天然なとこも魅力ですよね!☆
ありがとうございました!!o(^-^)o
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